こんにちは、yumiです。
テクノロジーメディアのTechCrunchによると、ソーシャルメディア・サイエンティストのDan Zarrella氏が『Instagram』に公開されている16万枚もの自撮り写真を分析した結果、一番反応を得やすい写真がどのようなものなのか判明したそうですよ。
その要素を忠実に再現したら本当にいいねが付きまくるのか…?さっそく検証してみました!
色合いは、寒色系がGOOD!
まず16万枚の自撮りを分析した結果、写真の色合いはピンクやオレンジなどの暖色系よりも青や緑などの寒色系の方が人気なのだそう。
ピンクの洋服を来て、ヒマワリ畑をバックに撮影するよりも青や紺の洋服を着て森の中で撮影した写真の方が良いようですよ〜!
続いてフィルターについて見てみましょう。
フィルターはこの3つ!
『Instagram』にはノーマルを含めて20種類ものフィルターがありますが、その中でも人気を得やすいTOP3フィルターは上位から順に「Willow」「Normal」「Toaster」の3つ。
なんの加工もしない「Normal」も2番人気のようです。やはりナチュラルなのが良いんでしょうかね。
さて、最後はハッシュタグについて見てみましょう。
ハッシュタグは、30個以上付けるべし
色合いとフィルターで人気を得やすい写真についてご紹介してきましたが、実は一番大事な要素がハッシュタグ。中でも「#pretty」「#boy」「#daily」「#girl」「#hair」が人気を集めやすいようですよ!
他にも、「いいね!ちょうだい〜!」と言った意味の「#l4l」「#likeforlike」「#like4like」も人気を集めるには有効なんだとか。
ちなみに、ハッシュタグは何個ぐらい使えばいいのか?という疑問も、ちゃんと調査されています。なんと一番効果的なのは、ハッシュタグ30個以上!28〜29個あたりで一番効果が低くなっているので、タグを付けるなら30個以上がベストです。
30個以上のハッシュタグを考えるのが大変そうですが…人気を得るためにはここまでしないとダメなようです。
ということで、今からこの調査結果が本当かどうか試してみたいと思います!
究極の自撮りを試す前に、まずはダメパターンから
まずは「究極の自撮り」を試す前に、いいね!が付きにくいダメパターンを投稿してみます。ダメパターンの条件は…
- 色合い:ピンク背景+洋服がイエローの「暖色系」
- フィルター:「Rise」
- ハッシュタグ:28個
です。この条件で出来上がった「ダメパターン自撮り」がこちら↓
1時間後「いいね!」が一体何個付いているのかというと…13個!
う〜ん、これは多いのか少ないのか…「究極の自撮り」を投稿したらハッキリとするでしょう!
究極の自撮りを試してみた
ではさっそくアプリーナ氏の協力を得て「究極の自撮り」を投稿してみます。いいね!の付きやすい条件は…
- 色合い:緑背景+洋服もグリーンの「寒色系」
- フィルター:「Willow」
- ハッシュタグ:30個
という効果を最も得られやすい条件で自撮りしてもらいます。
次にフィルターをかけますよ〜!もちろん一番効果の高い「Willow」で・・・ってこれモノクロやん。寒色系関係ないやん…。
…気を取り直して、#pretty、#daily、#girl、#hair…と、30個のハッシュタグを入力していきます。あー多い…(げんなり)
30個のハッシュタグに指がつりそうになりましたが、以上で完成です。これで「いいね!」がつきまくるはず…!
〜投稿から10分後〜
さて「究極の自撮り」投稿から10分が経ちましたが、まだ「いいね!」はゼロ個。そんなに時間経ってないし、こんなもんでしょう。
〜投稿から20分後〜
いいね!の数は…未だゼロ。うん、なんかイヤな予感がしてきたよ。そんな不安を抱えている私の横で、当人のアプリーナ氏は…
「あれ〜?もしかして不具合?『Instagram』に何か不具合起きちゃってる?サーバ落ちたかな?」
という妄言を吐いており…(略
〜投稿から30分後〜
30分が経ちました。1個でもいいから付いててくれ…ッ!うん、ゼロだ。
菩薩のような心で1時間経つまで待ちます…最低でも5いいね!ぐらいは頼む…ッ!!
〜投稿から1時間後〜
圧巻のゼロ\(^o^)/
・・・なんでこんな結果になってしまったんだ。なにかが間違っていたに違いない。本人に聞いてみよう。
「なんていうかーちょっと狙いすぎて逆に?逆にいいねしづらくなったみたいな?だってほらマイナスとマイナスかけるとプラスになるけど、プラスにプラス上乗せしてもプラスのままだし、あんま意味ないみたいな?要は要素の問題であって断じて被写体が悪かったわけではないっていうか…」
と、意味不明な供述をしており…(略
ということで16万枚もの自撮り写真から分析された「究極の自撮り」は、少なくともアプリーナ氏には関係ありませんでした…。みなさんも一度、試してみてはいかがでしょうか?