Appleは今年2024年9月に、iPhone16シリーズと一緒に、Apple Watchの新モデルを発表すると予想されていますが、サプライチェーンサイドから、使用されるOLEDディスプレイパネルの詳細がレポートされ、話題になっています。
Apple Watch10でLTPO OLEDディスプレイパネル搭載?
韓国のサプライチェーンサイドのウェブメディアThe Elecは、Apple Watch10に搭載されるOLEDディスプレイパネルについてレポート。
The Elecによると、Appleは、今年発売予定のApple Watch10に新しい低温多結晶酸化物(LTPO)薄膜トランジスタ(TFT)技術を採用するとのことです。
既存のApple WatchのOLEDディスプレイは、少数のスイッチングトランジスタにのみLPTO TFTを使用し、大部分のトランジスタと駆動TFTに低温多結晶シリコン(LTPS)テクノロジーを利用しています。
AppleがApple Watch10でOLEDに適用を計画しているLTPO TFTは、7~8個で構成されるTFTのうち、駆動TFTと一部スイッチングTFTなどにオキシドを適用する方式とのことです。
Apple Watch10に新しいLTPO OLEDディスプレイパネルを使用すると、消費電力をさらに削減できるとのことです。
Apple Watch10に新しいLTPO OLEDディスプレイパネルが使用されるかどうかに業界が注目している理由は、今後のiPhoneにも搭載される可能性があるからです。
The Elecは、iPhone16シリーズはiPhone15シリーズと同様に上位ラインナップ2種(ProとPro Max)にのみLTPO TFTを搭載し、来年のiPhone17シリーズは4モデルすべてにLTPO OLEDを搭載するのではないかと予想しています。