Amazonのオーディオブックサービス「Audible(オーディブル)」。
村上春樹さんの作品はAudible(オーディブル)で聴けるの?
2024年4月現在、Audibleで19作品が配信中です!
ナレーターが豪華で聴きごたえがあるよ~
村上春樹さんの作品が、日本語版でオーディオブックで配信されているのはAudible(オーディブル)のみ。
Audibleですぐ聴ける村上春樹の19作品についてお伝えします。
Audibleは30日間無料体験を行なっているので、まずは無料で試してみてください!
- Audible(オーディブル)ですぐ聴ける村上春樹の19名作
- ねじまき鳥クロニクル(ナレーター:藤木直人)
- 職業としての小説家(ナレーター:小澤征悦)
- 螢・納屋を焼く・その他の短編(ナレーター:松山ケンイチ)
- 東京奇譚集(ナレーター:イッセー尾形)
- 神の子どもたちはみな踊る(ナレーター:仲野太賀)
- 海辺のカフカ(ナレーター:木村佳乃)
- 辺境・近境(ナレーター:永山瑛太)
- 騎士団長殺し(ナレーター:高橋一生)
- 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(ナレーター:大森南朋)
- 1Q84(ナレーター: 杏 、柄本時生)
- 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(ナレーター:向井理)
- 猫を棄てる 父親について語るとき(ナレーター:中井貴一)
- パン屋再襲撃(ナレーター:柳楽 優弥)
- ノルウェイの森(ナレーター:妻夫木 聡)
- レキシントンの幽霊(ナレーター:滝藤 賢一・門脇 麦)
- カンガルー日和(ナレーター:多部 未華子)
- 走ることについて語るときに僕の語ること(ナレーター:大沢 たかお)
- 女のいない男たち(ナレーター:市原 隼人)
- 一人称単数(ナレーター:池松 壮亮)
- Audible(オーディブル)で聴ける村上春樹19名作まとめ
Audible(オーディブル)ですぐ聴ける村上春樹の19名作
Audible(オーディブル)で配信中の村上春樹作品は現在19作品です。いずれもオーディブルでのみ配信され、聴き放題の対象です。
ねじまき鳥クロニクル(ナレーター:藤木直人)
Audibleで村上春樹作品「ねじまき鳥クロニクル」は、「第1部 泥棒かささぎ編」、「第2部 予言する鳥編」、「第3部 鳥刺し男編」が配信中です。
「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)
ナレーター藤木直人さんのコメント
何か言葉を発するっていう意味では仕事なのかなと思ったんですけど、やっぱり淡々と読むべきなのか、ただその登場人物同士の会話だけで進んで、やっぱり朗読であって朗読劇ではないというのはすごく悩みましたね・・・
職業としての小説家(ナレーター:小澤征悦)
Audibleで村上春樹作品「職業としての小説家」は、全1巻が配信中です。
いま、村上春樹が語り始める――小説家は寛容な人種なのか……。村上さんは小説家になった頃を振り返り、文学賞について、オリジナリティーについて深く考えます。さて、何を書けばいいのか? どんな人物を登場させようか? 誰のために書くのか? と問いかけ、時間を味方につけて長編小説を書くこと、小説とはどこまでも個人的でフィジカルな営みなのだと具体的に語ります。小説が翻訳され、海外へ出て行って新しいフロンティアを切り拓いた体験、学校について思うこと、故・河合隼雄先生との出会いや物語論など、この本には小説家村上春樹の生きる姿勢、アイデンティティーの在り処がすべて刻印されています。生き生きと、真摯に誠実に――。
ナレーター小澤征悦さんのコメント
いやあの正直びっくりしました。29歳の時に小説を書けるかもしれないと思って小説を書いて、そこまでは多分誰しも書こうと思ったらかけると。でもそれを自分で選んでつまらないと感じたこと、そしてつまらないと感じてどうやったら面白くなるかなって思って英文に訳したこと。それを日本語に戻したこと。この作業がおそらく普通の人に思いつかないですよ。最初にそれを築き行動に起こしたこと自体が、おそらく村上春樹さんと言う人の持っている本物の資質なんだ・・・
螢・納屋を焼く・その他の短編(ナレーター:松山ケンイチ)
Audibleで村上春樹作品「螢・納屋を焼く・その他の短編」は、全1巻が配信中です。
秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、それだけだった。彼女の求めているのは僕の腕ではなく、誰かの腕だった。僕の温もりではなく、誰かの温もりだった……。もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。リリックな七つの短編。
ナレーター松山ケンイチさんのコメント
何かを求めたくなるんですよね。その何かっていうのが十代から二十代前の間にはものすごくたくさんあって、あの何かっていうのはこれだったんだとかっていうのは、それ以降生きてきてだから上がってくるものがあったりとか、未だに分からないものがあったりとかっていうのがあるから。なんかそれを若い時にそういう問いを貰っ立っているのは、自分にとってすごく大事なことだったんだなーって思いましたね・・・
東京奇譚集(ナレーター:イッセー尾形)
Audibleで村上春樹作品「東京奇譚集」は、全1巻が配信中です。
肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却……。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。
ナレーターイッセー尾形さんのコメント
綱渡り。綱は自分から投げるのか、向こうから来るのか知らないが、それを懸命に渡っていく。その失った後にね、そういう冒険であり、わくわくする。そうあってほしい・・・
神の子どもたちはみな踊る(ナレーター:仲野太賀)
Audibleで村上春樹作品「神の子どもたちはみな踊る」は、全1巻が配信中です。
1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる……。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた――。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。
ナレーター仲野太賀さんのコメント
根底にあるのは、災害っていうものが、間接的になんかこう主人公たちの記憶だったり、感情みたいなものが、なんかこう炙り出されるというか。物心付いたタイミングで、3.11があったり、その後も地震があったし。今は紛争もあるし。何かとんでもない時代になってるなーっていう認識と・・・
海辺のカフカ(ナレーター:木村佳乃)
Audibleで村上春樹作品「海辺のカフカ」は、上巻と下巻の2巻配信中です。
「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。
ナレーター木村佳乃さんのコメント
発売されてすぐ買って読んだんです。15歳の少年カフカが主人公なんですけれども、私女兄弟で育ったのと、今よりは若かったので新鮮だったんです。男の子ってこう考えるんだとか、こういうプライドがあるんだとか。すごく新鮮だったことを覚えてます・・・
辺境・近境(ナレーター:永山瑛太)
Audibleで村上春樹作品「辺境・近境」は、全1巻が配信中です。
久しぶりにリュックを肩にかけた。「うん、これだよ、この感じなんだ」めざすはモンゴル草原、北米横断、砂埃舞うメキシコの町……。NY郊外の超豪華コッテージに圧倒され、無人の島・からす島では虫の大群の大襲撃! 旅の最後は震災に見舞われた故郷・神戸。ご存じ、写真のエイゾー君と、讃岐のディープなうどん紀行には、安西水丸画伯も飛び入り、ムラカミの旅は続きます。
ナレーター永山瑛太さんのコメント
近所に住んでた親戚が小説が好きで、「こういうの読むといいよ」っていうことで家置いてってくれたんですね。まあ単行本で、村上春樹さんの『風の歌を聴け』とか。どういうものなのかなと思って、手に取ったのは多分中学生ですかね。村上春樹という人の小説をこう語り合うことは不可能なんじゃないかなっていうのは感じましたね。だけどどこかでその「僕」という人は、自分自身に落とし込んでる部分がある・・・
騎士団長殺し(ナレーター:高橋一生)
Audibleで村上春樹作品「騎士団長殺し」は、「第1部 顕れるイデア編(上)」、「第1部 顕れるイデア編(下)」、「第2部 遷ろうメタファー編(上)」、「第2部 遷ろうメタファー編(下)」の4巻が配信中です。
一枚の絵が、秘密の扉を開ける……妻と別離し、傷心のまま、海を望む小暗い森の山荘に暮らす孤独な36歳の画家。ある日、緑濃い谷の向こうから謎めいた銀髪の隣人が現れ、主人公に奇妙な事が起き始める。雑木林の古い石室、不思議な鈴、屋根裏に棲むみみずく、そして「騎士団長」・・・
ナレーター高橋一生さんのコメント
村上さんの独特の言語感覚と言いますか、形容だったりとか。何かこう自分の実生活にリンクしてしまうような、不思議な予言めいたというか暗示めいたというか、言葉をお使いになられてるなと思っていて。村上さんにその文体を習っていたみたいな感覚はあるんですね・・・
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(ナレーター:大森南朋)
Audibleで村上春樹作品「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」は、上巻と下巻の2巻配信中です。
高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。
ナレーター大森南朋さんのコメント
「50歳過ぎてから始める村上春樹」っていうコンセプトで、ただ出会えてよかったです。・・・あの物語がつながってくるとか、まあどうなっていくんだろうなとか思いながら、本当にこれを読みながらここであーそうなってくんだと思いながら読んでるんで・・・
1Q84(ナレーター: 杏 、柄本時生)
Audibleで村上春樹作品「1Q84」は、「BOOK1〈4月-6月〉前編 」、「BOOK1〈4月-6月〉後編 」、「BOOK2〈7月-9月〉前編」、「BOOK2〈7月-9月〉後編」、「BOOK3〈10月-12月〉前編」、「BOOK3〈10月-12月〉後編」の6巻が配信中です。
ひょっとしたら、と彼女は思う、世界は本当に終わりかけているのかもしれない。 夜空に不思議な月が浮かび、「リトル・ピープル」が棲む1Q84年の世界……深い謎をはらみながら、主人公・青豆と天吾の壮大な物語(ストーリー)が始まる。 1Q84年――私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれ、主人公青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。
ナレーター杏さんと柄本時生さんのコメント
杏さん
ちょうどその舞台が東京の、なんか一番混沌としていた時代みたいな。生まれるちょっと前の時代ではあるんですけれども。今また令和になって読み直して、ちょっと今にすごく通じるなっていう風に思ったんですね・・・
柄本 時生さん
お父さんの病院に行ってから空を見上げたときに、月が2つになって、それで「空気さなぎ」の世界に入り込んだっていう、あれは驚きました。空想上の頭の中の入ってる入ってないじゃなくて入ったっていうその考え方が・・・
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(ナレーター:向井理)
Audibleで村上春樹作品「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は、全1巻が配信中です。
多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。何の理由も告げられずに――。死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。
猫を棄てる 父親について語るとき(ナレーター:中井貴一)
Audibleで村上春樹作品「猫を棄てる 父親について語るとき」は、全1巻が配信中です。
村上春樹が自らのルーツを綴ったノンフィクション。中国で戦争を経験した父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。・・・中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園に阪神タイガースの試合を見に行ったりした。いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまった――。村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、自らのルーツを初めて綴った、話題の書。
パン屋再襲撃(ナレーター:柳楽 優弥)
Audibleで村上春樹作品「パン屋再襲撃」は、全1巻が配信中です。
堪えがたいほどの空腹を覚えたある晩、彼女は断言した。「もう一度パン屋を襲うのよ」。それ以外に、学生時代にパン屋を襲撃して以来、僕にかけられた呪いをとく方法はない。かくして妻と僕は中古のカローラで、午前2時半の東京の街へ繰り出した……。表題作のほか「象の消滅」、『ねじまき鳥クロニクル』の原型となった作品など、初期の傑作6篇を収録した短編集。
ノルウェイの森(ナレーター:妻夫木 聡)
Audibleで村上春樹作品「ノルウェイの森」は、上下2巻が配信中です。
限りない喪失と再生を描く究極の恋愛小説!暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。
レキシントンの幽霊(ナレーター:滝藤 賢一・門脇 麦)
Audibleで村上春樹作品「レキシントンの幽霊」は、1巻が配信中です。
古い屋敷で留守番をする「僕」がある夜見た、いや見なかったものは何だったのか? 椎の木の根元から突然現れた緑色の獣とそのかわいそうな運命とは。「氷男」と結婚した女は、なぜ南極に行こうとしたのか……。次々に繰り広げられる不思議で、楽しく、そして底なしの怖さを秘めた7つの物語
カンガルー日和(ナレーター:多部 未華子)
Audibleで村上春樹作品「カンガルー日和」は、1巻が配信中です。
「ねえ、もう一度だけ試してみよう。もし僕たち二人が本当に100パーセントの恋人同士だったなら、いつか必ずどこかでまためぐり会えるに違いない」…「4月のある晴れた日に100%の女の子に出会うことについて」村上春樹が「毎月一篇ずつ楽しんだり苦しんだりしながら産みだしてきた」、都会の片隅のささやかな18篇のメルヘン。
走ることについて語るときに僕の語ること(ナレーター:大沢 たかお)
Audibleで村上春樹作品「走ることについて語るときに僕の語ること」は、1巻が配信中です。
走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「彼自身」を初めて説き明かした画期的なメモワール。
女のいない男たち(ナレーター:市原 隼人)
Audibleで村上春樹作品「女のいない男たち」は、1巻が配信中です。
舞台俳優・家福をさいなみ続ける亡き妻の記憶。彼女はなぜあの男と関係したのかを追う「ドライブ・マイ・カー」。妻に去られた男は会社を辞めバーを始めたが、ある時を境に店を怪しい気配が包み謎に追いかけられる「木野」。封印されていた記憶の数々を解くには今しかない。見慣れたはずのこの世界に潜む秘密を探る6つの物語。
一人称単数(ナレーター:池松 壮亮)
Audibleで村上春樹作品「一人称単数」は、1巻が配信中です。
人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私は今ここにいる。ビートルズのLPを抱えて高校の廊下を歩いていた少女。同じバイト先だった女性から送られてきた歌集の、今も記憶にあるいくつかの短歌。鄙びた温泉宿で背中を流してくれた、年老いた猿の告白。スーツを身に纏いネクタイを結んだ姿を鏡で映したときの違和感――。そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 驚きと謎を秘めた8篇。「一人称単数」の世界にようこそ。
Audible(オーディブル)で聴ける村上春樹19名作まとめ
現在、Audible(オーディブル)で村上春樹さんの19作品が定額聴き放題で配信中です。
今後配信予定の1作品は、予約注文で有料になりますが、Audible会員は、定価の30%OFFで購入が可能です。