「自宅にいるのに、なぜかiPhoneのWi-Fiが切れやすい…。」
そんな時はiPhoneのWi-Fiアシストが機能している可能性があります。
今回はそのWi-Fiアシストについて解説します!
Wi-Fiが切れる原因はWi-Fiアシストの可能性
ルーターから少し遠い部屋にいると、頻繁にWi-Fiが切れてしまう。
そんな時はまずWi-Fiアシストをオフにしてみましょう。
Wi-Fiアシストとは
Wi-FiアシストとはWi-Fiが弱い場所にいる時、Wi-Fi接続を止めて自動的にモバイル通信に自動で切り替えるiPhoneの機能のことです。
ですが以下のような環境では自動切り替えは行われません。
- バックグラウンドでコンテンツをダウンロードする時は有効にならない。
- オーディオや動画、メールアプリケーションのような添付ファイルをダウンロードする時はWi-Fiアシストは動作しない。
- データローミング中はモバイルデータ通信への自動切り替えを行わない。
参照:Appleサポートページ
つまりWi-Fiが弱い環境であっても、データ量の多いコンテンツ時はWi-Fiを優先することもある訳です。
ですが、デメリットもあります。
Wi-Fiアシストのデメリット
この切り替えはあくまでWi-Fi受信が弱い時に行われるのであって通信速度が遅い時ではありません。
私の環境ではWi-Fi受信感度が”2”まではWi-Fiが使えるのですが、”1″になるとWi-Fiアシストが作動し、モバイル通信に切り替えられてしまいます。
かと言って、Wi-Fiの受信環境が悪くても通信速度は90Mbpsは出ており遅いとは言えません。
つまり十分に速度が出る環境なのに、Wi-Fiによる通信が切断され無駄にモバイル通信を使うケースがある訳です。
注:Wi-Fiが5GHzの場合は問題ありませんが、2.4GHだとWi-Fiの受信感度が悪いと通信速度も悪くなるケースが多いです。
Wi-Fiアシストをオフにする方法
という訳で、Wi-Fiアシストをオフにする方法を紹介します。
Wi-Fiアシストは設定アプリの「Wi-Fi」にはありません。設定アプリの「モバイル通信」の中にあります。
「モバイル通信」の一番下までスクロールしていくと「Wi-Fiアシスト」があります。
Wi-Fiが頻繁に切れる方はオフにしてみましょう。
私の環境ではWi-Fiアシストをオフにしても特に支障はなく、快適な通信環境を保てています。