AppleのAirTagは持ち物を見つけ出すために便利な道具ですが、墓地で窃盗事件が多発し、犯人を発見し逮捕するのに役立ったとニュースがあり、話題になっています。
AirTagによって花立てだけで6万ドル以上の被害を出した墓泥棒を逮捕
Apple Insiderによると、Click2houstonは、テキサス州クルートのレストウッド記念公園にある墓地での窃盗事件の犯人が逮捕されたことをレポート。
Click2houstonによると、逮捕に協力したのは、叔父の墓で窃盗被害にあったトニー・ベラスケスさん。
ベラスケスさんは、12月に叔父の墓で青銅製の花立を盗まれたので、再度購入した花立にAirTagを取り付けました。
また、叔父の墓から花立が盗まれたので、ベラスケスさんはAirTagで追跡し、警察へ情報提供。
クルート警察署長のジェームス・フィッチ氏によると、ベラスケスさんからの情報により、犯人の住居まで追跡することができ、犯人の逮捕につながったとのことです。
この窃盗犯人、過去2カ月間に102個の花瓶を盗んだ犯人とみられる容疑者で、1個あたり約600ドルの花立て、約6万2000ドル相当の被害を出しているとのことです。
犯人たちは、盗んだ花立を金属スクラップとして売捌こうとしていましたが、持ち込んだスクラップ置き場で断られていたことも判明しているとのことです。