児童や生徒たちが、学校へiPadを持参することも多くなりましたが、iPadで偶然録音された音声データにより、特別支援学級の教師たちの児童虐待が判明し、解雇されたとのことです。
iPadでの録音により特別支援学級の児童虐待で4人の教師が解雇
BBCは、iPadでの録音により特別支援学級の児童虐待で4人の教師が解雇されたことをレポート。
英国エセックス州のマーケット・フィールド・スクールの特別支援学級のある生徒は、学校へ向かうタクシーの途中から教室の丸一日を偶然録音。
生徒は、複雑な自閉症を持つ7歳から11歳までの6人の生徒がいるクラスに通っていたとのことです。
帰宅後、母親が録音を発見し、学校に通報。
校長のルース・ホワイトヘッド氏は「重大な違法行為」があったと結論づけ、保護者に書簡で謝罪し、地方自治体指定職員(LADO)に照会。
地方自治体指定職員(LADO)は、これは学校全体の安全対策の問題ではなく職員の行動の問題であると結論づけました。
ホワイトヘッド氏によると、学校による調査の結果、職員4人が解雇され、解雇されたスタッフの名前は公表されていませんが、将来雇用しようとする人が確認できる英国の情報開示・禁止局に通報されたとのことです。
iPadは何年にもわたって教育用製品として販売されてきましたが、偶然の録音により、教室の秘密が暴露され、虐待されている児童を助けることができました。