先週Appleは、iOS16.5をリリースしましたが、一部のユーザーから、バッテリーの減りが速いとの不具合報告がありました。
iOSのアップデート後、バッテリーの減りが速い、消耗する不具合がよく発生しますが、iOS16.4.1と比べてiOS16.5で実際にバッテリー寿命が短くなったのか、検証した動画が話題になっています。
iOS16.5でバッテリー寿命は伸びたのか?
iOS16.5でバッテリー寿命の検証動画を公開したのはYouTubeチャンネル「iAppleBytes」。
「iAppleBytes」はiOSのアップデート後にバッテリー寿命の検証を行うことで有名です。
使用されたデバイスは、iOS16.4.1の検証動画と同様に、iPhone SE2、iPhone 8、iPhoneXR、 iPhone11、iPhone12、iPhone13の6モデルです。
iOS16.4とiOS16.4.1の検証動画で、iOS16.3.1と比べて大幅にバッテリー寿命が短くなったことが判明しています。
iOS16.3.1を搭載したiPhoneのバッテリー寿命は、iPhone SE2が3時間37分、iPhone 8が2時間49分、iPhoneXRが5時間16分、 iPhone11が5時間48分、iPhone12が7時間00分、iPhone13が8時間46分でした。
これに対し前回のiOS16.4.1を搭載したiPhoneのバッテリー寿命は、iPhone SE2が3時間20分、iPhone 8が2時間47分、iPhoneXRが5時間10分、 iPhone11が5時間29分、iPhone12が5時間55分、iPhone13が7時間54分で、一番バッテリー寿命が長いiPhone13を比較すると50分以上バッテリー寿命が短くなりました。
今回のiOS16.5を搭載したiPhoneのバッテリー寿命は、iPhone SE2が3時間17分、iPhone 8が2時間54分、iPhoneXRが5時間01分、 iPhone11が5時間17分、iPhone12が6時間06分、iPhone13が8時間20分でした。
iOS16.5でiOS16.4.1と比べてバッテリー寿命が伸びたモデルは、iPhone 8、iPhone12、iPhone13の3モデルで、バッテリー寿命の延びはiPhone13で26分でした。
Geekbench4のスコアは、iPhone12とiPhone13で改善されたことが確認されました。