Apple Watchの転倒検出機能は、着用者が転倒したことを検知して、必要に応じて緊急通報サービスに連絡してくれる機能ですが、米国で交通事故にあった男性の命を救ったことが報告され、話題になっています。
Apple Watchの転倒検出機能が自動車に衝突された男性の命を救う
CBSニュースによると、米国ミネソタ州のマイケル・ブロドコルブさんは、通りで電話をかけていたところ、突然自動車が角を曲がってきて、衝突されたとのことです。
Apple Watchは、ブロドコルブさんが激しく転倒したことを検知し、一定時間経過しても反応がなかったため、911に緊急通報。
また、家にいるブロドコルブさんの妻と子供たちに何が起こったのかをテキストメッセージで伝えました。
警察によると、運転者は17歳の少年で、事故後に家族から警察に連絡があり、少年から事情聴取後、起訴の決定が下される前に捜査が終了したとのことです。
ブロドコルブさんは、肋骨と尾てい骨を折る大けがでした。
ブロドコルブ氏は、Appleのティム・クック氏に何が起こったのかを説明する電子メールを送りました。
返答は期待していなかったそうですが、クック氏からの返信があり、ブロドコルブ氏は、「私の早い回復を祈っており、そのためにこの種の機能を設計していることを私に知らせてくれました」と語っています。