質問をすると会話形式の自然な文章で回答してくれる対話型AIチャットボットのChatGPTや、GoogleのチャットAI「Bard」が日本語対応したことが話題になっています。
Apple共同創設者スティーブ・ウォズニアック氏が、AIで詐欺が見分けにくくなることについて警告したとのことです。
Apple共同創設者スティーブ・ウォズニアック氏がAIでの詐欺について警告
BBCは、Appleの共同創設者スティーブ・ウォズニアック氏にインタビュー。
その中でウォズニアック氏は、AIの利点と懸念について語りました。
AIという用語は、通常は人間の知能を必要とするタスクを実行できるコンピューターシステムを意味し、質問を理解し、人間のような回答で応答できるチャットボットや、写真内のオブジェクトを認識できるシステムが含まれます。
ウォズニアック氏は、AIには感情がないためAIが人間に取って代わるとは考えていないが、ChatGPTのようなプログラムは非常に知的に聞こえるテキストを作成できるため、悪役をさらに説得力のあるものにするだろうと、AIを利用した詐欺が見分けにくくなることを警告しました。
ウォズニアックは、たとえ開発の一時停止を求めたとしても、 AIの進歩を止めることはできないと考えており、AIを悪用して発見が困難な詐欺に備える教育の必要があると語りました。