iOS17で、Appleはアプリのサイドローディングを開始すると噂されていますが、ジャーナリストが米メディアとの対談で詳細を語り、話題になっています。
iOS17でアプリのサイドローディングは日本ではない?
Appleは、iOS17を含む次世代オペレーティングシステムを6月のWWDC2023で発表する予定です。
Appleの記事で著名なブルームバーグのマーク・ガーマン氏は、先週、Appleは来年2024年までに新しいヨーロッパの規制に準拠するために、iOS17でiPhoneをアプリのサイドローディングに開放する予定だとレポート。
ガーマン氏は、MacRumorsのポッドキャストにゲスト出演し、WWDC2023で発表されるiOS17の内容について説明。
その中で、iOS17でアプリのサイドローディングが可能になる国について、ヨーロッパ限定の機能になると予想していると伝えました。
アプリのサイドローディングは、欧州連合の規制に対応して行われているため、ガーマン氏は、Appleは規制を遵守するために最低限のことを行い、EUのデジタル市場法(DMA)が適用されるEUの国々だけで行われると予測しています。
EUのデジタル市場法 (DMA)は、AppleのApp Store以外で配布されたアプリのインストールを許可することを義務付けており、サードパーティのアプリストア、Webサイトからのアプリの直接ダウンロードなどが含まれています。
「彼らは、App Storeでの支配をさらに損なうような余計なことをするつもりはありません」とガーマン氏。
ガーマン氏の予想が正しいとすると、EU以外の米国や日本では、iOS17でアプリのサイドローディングは開始されないことになりそうです。