Appleは、App Storeで購入したiPhoneとiPadのアプリのサブスクリプション自動更新で失敗したときの、支払方法変更手続きをアプリ内で行えるようにすることを発表しました。
Appleアプリ内で支払い方法の変更プロンプト表示開始
通常、クレジットカードなどの支払に失敗すると、アプリのサブスクリプションでは自動更新に失敗し、アプリのサブスクリプションは失効します。
これは、アプリのサブスクリプションから収益を得ていた開発者にとって痛手です。
Appleは、米国時間4月19日(日本時間4月20日)、開発者向けWebサイトで「顧客がアプリを離れることなく請求の問題を解決できるように準備する」というニュースを発表。
Appleによると、請求の問題が原因で自動更新可能なサブスクリプションが更新されない場合、アプリ内でユーザーがApple IDの支払い方法を変更できるプロンプトが表示されるようになるとのことです。
この新機能の追加は、ユーザーが支払いの問題をこれまで以上に簡単に解決できるようにすることで、サブスクリプションの失効を減らし、維持しやすくします。
アプリ内でユーザーがApple IDの支払い方法を変更できる機能は、iOS16.4とiPadOS16.4以上が必要で、Appleによると夏から利用できるようになるとのことです。