以前、いったんキャンセルされたAppleの次世代iPhone SE4の開発が再開されたと伝えられましたが、アナリストから発売時期が2025年だとレポートがありました。
それに対し、別のアナリストから現在開発中のモデルはiPhone SE4ではないと反対のレポートがあり、話題になっています。
iPhone SE4は発売されるのか?
以前、Appleの著名なアナリストのミンチー・クオ氏から、Appleからサプライヤーに対し、2024年に発売が計画されていたiPhone SE4の生産と出荷計画が延期ではなくキャンセルされたことを示す通知があったとレポート。
Updates on iPhone SE 4 research and prediction:
1. I previously predicted that the iPhone SE 4 would be a derivative model of the iPhone 14. However, my latest research indicates that this derivative model will likely be an engineering prototype for Apple in-house 5G baseband… https://t.co/9m5SjSvrKS
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) April 13, 2023
その後クオ氏は、AppleがiPhone SE4の開発を再開し、4nmプロセスで製造されたApple独自の5Gモデムチップを搭載し、Sub-6GHzのみをサポートし、超高速ミリ波のサポートはないとレポートしていました。
先週、Haitong International Securitiesのアナリストのジェフ・プー氏は、Appleは2025年に独自設計の5Gモデムを搭載したiPhone SE4をリリースする予定で、Apple独自設計の5Gモデムチップの製造は、TSMCによって製造されると伝えました。
これに対し、クオ氏は先週Twitterで、今までの予想を変更。
以前クオ氏は、iiPhone SE4には、LCDディスプレイの代わりにOLEDディスプレイが搭載され、6.1インチで、デザインはiPhone14に似ているとレポートしていました。
クオ氏は、iPhone14に似たモデルは、Apple社内のエンジニアリングプロトタイプである可能性が高く、Apple独自の5Gモデムチップの技術と量産検証のテスト用で、量産・販売の予定はないとのことです。
クオ氏は、Apple独自の5Gモデムチップの大量生産は早ければ2025年に開始される可能性がありますが、テスト結果が予想を下回った場合、2026年以降に延期される可能性があると伝えています。
クオ氏のレポートから判断すると、実際にiPhone SE4と呼ばれるかどうかにかかわらず、Appleの社内テストが成功した場合、2025年または2026年に、Apple独自の5Gモデムチップを搭載したiPhoneモデルが登場することになるようです。