iPhone14シリーズなどに新機能として搭載された衝突事故検出機能ですが、警察の緊急出動で飲酒運転の容疑者が逮捕されたとのことで、話題になっています。
iPhone14衝突事故検出機能で飲酒運転容疑者を逮捕
衝突事故検出機能は、iPhone14シリーズ全モデル、Apple Watch8、Apple Watch Ultra、Apple Watch SE2でデフォルトで有効になっている機能で、重大な自動車事故が検出された場合にデバイスが救助を要請できる機能です。
Stuff New Zealandによると、2月9日木曜日午前1時頃、46歳の男性が中央分離帯に植えてあった木に衝突したため、男性のiPhone14から衝突事故検出機能で警察に緊急通報がありました。
男性は警察のオペレーターに「心配する必要はない」と伝えましたが、男性がひどく酔っ払っているように聞こえたため、警察のパトカーが現場に派遣されました。
到着した警察官は、飲酒運転の容疑者を発見して手続きを開始しましたが、男性は抵抗し警察官に圧力をかけたので、血液サンプルの拒否と警察への暴行の罪で起訴されました。
iPhone14の衝突事故検出機能による緊急通報がなければ、運転手が現場から逃げ、逮捕に結びつかなかった可能性があります。
iPhone14の衝突事故検出機能で緊急通報された本当の事故で、飲酒運転の容疑者が捕まえられたのは初めてだと考えられていると、上級巡査部長のアンソニー・ボンド氏は語りました。