Appleはヘルスケア分野に力を入れており、Apple Watchで様々な健康機能を提供しています。
Apple Watchによって命を救われたという報告が度々なされていますが、今回は心電図(ECG)アプリの心拍測定機能が、無症状の重度の心臓病の女性の命を救ったことがレポートされました。
Apple Watchにより睡眠中に19秒間心臓がとまる女性の異常を発見
iMoreによると、The Independentは、Apple Watchが、英国の女性の無症状の重度の心臓病を検知し、命を救ったことをレポート。
イングランド北東部のゲーツヘッドの59歳のエレイン・トンプソンさんは、2018年からてんかんの治療を受けていましたが、病院の検査では基礎疾患は見つかりませんでした。
娘であるアシュリーさんから、2022年初頭に心拍数モニターとしてApple Watchを着用するよう提案され、2022年11月からApple Watchを装着。
トンプソンさんは、Apple Watchの心電図(ECG)アプリの心拍測定機能により、心拍リズムが不規則であると警告されたため、病院を受診。
トンプソンさんが、医師からの指示で、心臓モニターを1週間したところ、睡眠中に19秒間心臓がとまる異常が発生。
医師は、トンプソンさんが房室ブロックであると診断し、翌日ペースメーカーを装着しました。
トンプソンさんは、何かがおかしいことに気づけたのは、Apple Watchのおかげだと考えています。
「警告がなかったら、医者に相談しなかったでしょう。今ではいつもApple Watchを身に着けています」とトンプソンさんは語っています。