今年2022年11月、EUは新しい法律デジタル市場法 (DMA)を施行しましたが、Appleは規制に対応して、iPhoneとiPadでサードパーティのアプリストアを許可するプロジェクトに取り組んでいるとのことです。
AppleがiOS17でサードパーティのアプリストアを許可?
EUのデジタル市場法 (DMA)は、AppleのApp Store以外で配布されたアプリのインストールを許可することを義務付けており、サードパーティのアプリストア、Webサイトからのアプリの直接ダウンロードなどが含まれています。
Macworldによると、ブルームバーグは、Appleが、EUの規制に対応するため、iPhoneとiPadでサードパーティのアプリストアを許可するプロジェクトに取り組んでいることをレポート。
ブルームバーグによると、Appleは、来年2023年のiOS17のアップデートの一環として、サードパーティのアプリストアへの対応を準備することを目指しています。
Appleは、アプリがサードパーティのアプリストアなどで配布される場合でも、iPhoneとiPadでアプリを実行するためにAppleによる検証を必要とする厳格なセキュリティ対策を検討しているとのことです。
iOS17のアップデートとして提供されるとしても、サードパーティのアプリストアは、現時点ではEU法が適用されるヨーロッパでのみ有効になると予想されており、日本で有効になるかは不明です。