iOS15.7は米国時間2022年9月12日(日本時間9月13日)にリリースされました。
iOSのアップデート後、バッテリーの減りが速い、消耗する不具合がよく発生しますが、iOS15.6.1と比べてiOS15.7で実際にバッテリー寿命が伸びたのか、検証した動画が話題になっています。
iOS15.7でバッテリー寿命が伸びたのか?
iOS15.7でバッテリー寿命の検証動画を公開したのはYouTubeチャンネル「iAppleBytes」。
「iAppleBytes」はiOSのアップデート後にバッテリー寿命の検証を行うことで有名です。
使用されたデバイスは、iPhone SE、iPhone SE2、iPhone6S、iPhone7 、iPhone 8、iPhoneXR、iPhone11、iPhone12、iPhone13の9モデルです。
デバイスは25%のディスプレイ輝度、明るさの自動調節機能で「自動ロック」をオフにし、プロセッサを集中的に使用するアプリケーションを実行しているときにデバイスが持続する時間を測定します。
今回の検証の結果、バッテリー寿命が伸びたのはiPhoneXR、iPhone11、iPhone SE2の3モデルでした。
例えば、iPhoneXRがiOS15.6.1で4時間43分間だったのに対しiOS15.7で4時間49分間、iPhone11がiOS15.6.1で5時間8分間だったのに対しiOS15.7で5時間17分間でした。
最もバッテリー寿命が長いiPhone13では、iOS15.6.1が7時間32分59秒だったのに対し、iOS15.7が7時間28分44秒で、約4分短くなりました。
iOS15.7を搭載したデバイスでのGeekbench5のバッテリー寿命テストのスコアが改善したのは、iPhone6S、iPhoneXR、iPhone SE2の3モデルでした。