Appleはヘルスケア分野に力を入れており、Apple Watchで様々な健康機能を提供しています。
Apple Watchによって命を救われたという報告が度々なされていますが、今回は心電図(ECG)アプリの心拍測定機能が、無症状の重度の心臓病の男性の命を救ったことがレポートされました。
Apple Watchが48時間で138回心臓がとまる男性の異常を発見し命を救う
Apple Insider Newsによると、The Independentは、Apple Watchが、英国の男性の無症状の重度の心臓病を検知し、命を救ったことをレポート。
英国ノーフォークの54歳のデビッド・ラストさんは、今年初めの誕生日に妻のサラさんからApple Watchを贈られました。
ラストさんがApple Watchを使い始めると、毎分30拍という低い測定値が約3,000回記録され、安静時心拍数の低下の警告を受け取りました。
ラストさんは、アラートの数が多いためApple Watchにバグがあると推測しましたが、サラさんの勧めで受診。
5月にMRIを受け7月に結果が返ってきた後、ラストさんは48時間の心電図検査を受けました。
その結果、48時間の間に、ラストさんの心臓は10秒間隔で138回停止し、第3度の心臓閉塞があり、心臓突然死のリスクがあることが判明。
ラストさんは8月にペースメーカーを取りつける手術を受け、一命を取りとめました。