Appleは6月24日から、M2チップ搭載のMacBook Proの発売を開始。
エントリーレベルのM2チップ搭載256GBのMacBook ProとM1チップ搭載モデルのパフォーマンス比較動画が公開され、話題になっています。
エントリーレベルのM2チップ搭載MacBook ProはM1チップ搭載モデルよりもSSDは低速?
エントリーレベルのM2チップ搭載MacBook ProとM1チップ搭載モデルのパフォーマンス比較動画を公開したのは、YouTubeチャンネル「MaxTech」。
MaxTechは、ユーザーがパフォーマンスをテストし、Macの内部または外部ストレージの転送速度を測定できるベンチマークアプリ「BlackmagicDiskSpeed Test」で2台のMacBook Proのパフォーマンスを計測。
MaxTechの計測結果によると、エントリーレベルのM2チップ搭載MacBook ProのSSDは、M1チップ搭載モデルより書き込み速度が34%遅く、読み取り速度は最大50%遅いことが分かりました。
- M1 MacBook Pro:2900 MB / s(読み取り速度)および2215 MB / s(書き込み速度)
- M2 MacBook Pro:1446 MB / s(読み取り速度)および1463 MB / s(書き込み速度)
MaxTechは内部構造を調べるために、M2チップ搭載MacBook ProとM1チップ搭載モデルのボトムケースを取り外しました。
M1チップ搭載MacBook Proには、SSDを256GBにするため128GBのNANDチップが2つあり、M2 MacBookProには256GBのNANDチップが1つありました。
デバイスに複数のNANDチップが組み合わされている場合、並列でより高速を実現できるため、MaxTechは、並列に128GBのNANDチップを搭載しているM1チップ搭載MacBook ProのSSDの方が高速だと推測しています。