2022年3月1日(米国時間)、Appleの共同創設者スティーブ・ウォズニアック氏たちは、軌道を回る衛星や宇宙ゴミ(スペースデブリ)を視覚化して追跡できる初の宇宙追跡アプリ「Wayfinder」をリリースしました。
スティーブ・ウォズニアック氏の開発した初の宇宙ゴミを追跡するアプリ
スティーブ・ウォズニアック氏の開発した初の宇宙ゴミを追跡するアプリ「Wayfinder」は、3D地球儀の形を映し出し、軌道を回る衛星やスペースデブリをリアルタイムで把握できます。
Privateer
Appleデバイスの「iPhoneを探す」などの機能への通信やナビゲーションなどのタスクでは、衛星を使用して操作しており、今後ますます宇宙産業が盛んになることから、スペースデブリの把握は重要になっています。
1mm以上の1億近いスペースデブリのうち、「Wayfinder」はその一部の、軌道上にある27,000以上の物体を追跡できるとのことです。
小さい物体ほど追跡が難しくなりますが、ダメージを与える能力は同じくらい高く、時速17,000マイルで移動する塗料の破片だけで、衛星に壊滅的な損傷を与え、Appleの「iPhoneを探す」などのサービスを停止させる可能性があります。
現在「Wayfinder」はPrivateer社のウェブサイトで公開されています。