AppleのAirTagは持ち物を見つけ出すために便利な道具です。
ところが海外でAirTagを使った女性を狙ったストーカー事件が発生したそうです。
AirTagを使ったストーカー事件
海外で発生したストーカー事件
アメリカのニューヨーク市で2件のAirTagを使った女性を狙ったストーカー事件が発生したそうです。
そのうち1件でAirTagが発見されました。
女性の車のバンパーの下にAirTagを忍び込ませていたそうです。
2件の事件で被害女性はiPhoneからのメッセージ通知でAirTagが近くにあることに気づいたそうです。
今後日本でも発生するか?
駐車場や道路にとめた自動車にAirTagを忍び込ませるのは簡単です。
持ち物にそっと忍び込ませることもAirTagならできるかもしれません。
今後日本でも海外同様のストーカー事件は発生する可能性があります。
iPhoneを所持していれば、メッセージでAirTagが近くにあることに気づけるかもしれませんが、iPhone以外の携帯電話を所持していたらストーカー被害に気づかない可能性もあります。
AirTagを使った犯罪に対するAppleの対策
iPhoneの場合
AppleはAirTagを使った犯罪予防のため、不審なAirTagがある場合にiPhoneにメッセージで通知する対策をとっています。
- 不審なAirTagをiPhoneが検知
- iPhoneで「AirTagがあなたの近くで見つかりました」と通知
- AirTagを発見するために「サウンドを再生」
- 鳴った音でAirTagを発見
また、AppleはAirTagの所有者を特定するために捜査機関に協力しているそうです。
Android端末の場合
AppleはAndroid端末ユーザー向けに、身に覚えのないAirTagを検出できるAndroidアプリ「Tracker Detect」を公開しています。
不審なAirTagを検出したらアプリ内で通知されることで、ストーカー被害に気づくことができるしくみです。
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参考:9to5Mac
写真:Apple