Googleは、GmailやGoogle Mapsなど便利なサービスをたくさん提供しています。しかし、新しいサービスが生まれると同時に、終了していくサービスもたくさんあります。
今年2020年にGoogleが終了する予定のサービスを確認して、データや手段の移行は余裕をもってできるようにしておきましょう。
Googleが2020年に終了するサービスまとめ
時代の流れとともに、新しいサービスが生まれては消えていきます。
これまでも、いくつものサービスを終了させてきたGoogleですが、今年のターゲットは主に次の三つのサービスになりそうです。
Googleハングアウト
Googleハングアウトは6月にサービス終了予定です。
Googleハングアウトは、Googleが提供するメッセージングサービスのことで、チャットやテレビ電話もできました。
PC用にはGoogle Chromeの拡張機能として、モバイル向けにはAndroid・iOSのアプリとして提供されていました。
Googleアカウントとの連携の良さから、仕事や一部のグループでのチャットツールとして活用されていましたが、2017年にサービス終了が予告されました。
その後もダラダラと終了時期が延期してきましたが、いよいよ今年の6月に終了するようです。
移行先としては、現在企業向けに提供されているハングアウトMeetが一般ユーザー向けにも提供されるというのが有力です。
Googleクラウドプリント
Googleクラウドプリントは12月31日にサービス終了予定です。
Googleクラウドプリントは、ネットワークに繋がっているあらゆるデバイスから、どこからでも、印刷可能というのが特徴です。
つまり、出先でも取引先や社内のプリンタへ、必要な情報をスマホやノートパソコンからプリントアウトすることができました。
これは、2010年からベータ版として提供されていましたが、結局は正式版になることなく廃止されることになりました。
Googleからは新しい代替ソリューションが提案されていないため、各自でプリンタネイティブのアプリを用意するなどの対応が必要となりそうです。
Google Hire
Google Hireは9月にサービス終了予定です。
こちらは雇う側の雇用プロセスを単純化するためのツールです。そのため、一般的なユーザーには関わりのないサービスです。
主に中小企業の採用プロセスを支援するために2年前に開発されたツールですが、Google Hireに割いていた人材を他のプロダクトに移動することになったため終了となったようです。
ちなみに、このプロダクトを最初に立案・設計した人物はすでにGoogleを去っているようです。
まとめ
これらの終了予定期間は延期する可能性もありますが、終了すること自体に変わりはないので、早めに他の代替ソリューションとなるサービスを見つけて移行するのが賢明でしょう。
気づけばサービスが終わっていたなんてことがないように、移行作業は余裕をもって行ってくださいね。