iPhoneは基本的にApp Storeでのみアプリをインストールっできるようになっており、脱獄や怪しいテストアプリなどをインストールしない限りは基本的に安全と言われていますね。
これはあくまでアプリ側からの干渉に関するもので、例えばSafariの不正なリンクやiOSのバグなどを突いたハッキングなどが可能な事はこ存じでしょうか?
ハッキング時に出る6つの兆候
アプリをApp Storeからのみインストールしていれば基本的に安全ではあるのですが、上記の通りアプリを介したマルウェアなどを回避できるだけで、他の経路からのハッキングについては基本的に他のモバイル機器とあまり大差ない事はあまり認知されていませんね。
怪しい充電ケーブルや信頼できないWebリンク、不可解なメールに知らないメッセージなどにはiOSに干渉しハッキングを可能とする仕組みが以前から確認されています。
攻撃者は基本的に「iPhoneがハッキングされた事」を見せないよう巧妙に攻撃してくるので、例えハッキングされていても気付きにくいというのが現代のハッキングです。
ではiPhoneの場合、ハッキングされると具体的にどのような症状が出るのでしょうか?
- スマホの動作が急に遅くなる
- バッテリーが極端に減りやすくなる
- 電源OFFや再起動が勝手に起こるようになる
- 身に覚えのない支払いがされている
- 身に覚えのないメッセージを送信している
- 通話時に雑音や異音が聞こえる
ハッキングされている場合持ち主の意図しない動作をスマホに行わせるため、急にスマホの動作が急に遅くなったりバッテリーが極端に減りやすくなる傾向があります。
同様にシステムに干渉しようとする関係やバッテリーの消費量が上がる事から、勝手に再起動したり気がついたらiPhoneの電源が落ちている事があるそうです。
ハッキングを行なった攻撃者は稀に奪った個人情報から勝手に買い物したり、スマホに保存されている連絡先へ同様のハッキングを行うために、勝手にメッセージを送ったりする事も確認されています。
また盗聴されている場合は通話時の音声にノイズなどの異音が入る事も多いので、これら6つの兆候が確認された場合はiPhoneの初期化や復帰、Apple Storeへの相談を早めに行なった方が良いでしょう。
まとめ
最近では踏むだけでiPhoneを脱獄させるような驚異的なハッキングも確認されており、我々が思っているよりもずっとiPhoneは安全ではなくなってきています。
もちろんアプリ側からの干渉がない為Androidよりは多少マシなのですが、楽観して適当に使っているとハッキングされてしまうかも知れないので、怪しいリンクやメールを開封せず、6つの症状が出てきたらハッキングを疑うようにした方が良いかも知れません。