「星3.8あったのに食べログの営業を断ったら星が3.6に下がってしまった」というツイートをきっかけに始まった食べログの炎上ですが、これは都市伝説とは言い切れず星3.6付近に統計的に不自然な偏りがあることが明らかになりました。
食べログの運営は恣意的な配点を否定していますが、説得力のある統計データの存在によって食べログの信頼が揺らぎかねない事態となっています。
食べログの炎上騒動
コトの発端はこちらのツイートです。
食べログからの電話営業を断ったことで、星の数が減らされてしまったと強く訴えました。
うちの店、評価が3.8になって喜んでたら、次の日急に、クチコミ数は変わってないのに評価だけ3.6に下がってた。
そしたら、食べログから電話きて、年会費払えば元に戻すし、評価上げるって言われた。
もちろん断った。
つまり評価3.6以上の店は食べログにお金払ってる。 https://t.co/i0S5lDQRX9— Azusa (@AZS0904BMR) October 5, 2019
同じような問題を抱えた同業者からも声があがります。
食べログ関連からはやらせ点数アップ出来ます的な電話かかってきて断ったら何故か点数下がったことがあります。去年のことです。
— はるはる (@lucus1016) 2019年10月5日
こちらの方も3.8になったことがきっかけだったようです。
ウチは有料掲載を断った翌日に
3.8から一気に下げられ
多くの投稿を保留にされました。
で、後日に食べログ本部から連絡が来たので、有料掲載分と同じ金額を毎月払うから食べログから消してくれ。と逆提案しましたが、それから音信不通になりました。 https://t.co/JEhC0rgill— 🌿吉祥寺公園口香るタイ料理クゥーチャイ (@KHUCHAI_KCJJ) October 6, 2019
これだけだと、単なる個人の感想だったり都市伝説だと言われても仕方がありませんでした。
しかし統計的にこれらの話に一定の信憑性があることが判明したのです。
食べログの星(評価点)には統計的な偏りがある
「クイックノート」の藍屋えん氏は大阪1200件と東京のお店の評価点(星)を集計し、横軸を評価点、縦軸を店舗数のヒストグラムを作成しました。
星3.6が異常に多く、星3.8の手前から数字が大きく減少していることが分かります。
ここから分かることは、星(評価点)3.8の手前に配点ロジック上も大きな壁があることと、星3.6に数字が集まるような”何か”が存在していることです。
なぜなら通常の統計データを元にしたヒストグラムは以下のように”なだらか”なものが一般的だからです。
このような偏りがある以上、「星(評価点)が3.8になると食べログから営業が入り、それを断ると3.6に下げられる。」と邪推されても仕方がないと言えるでしょう。
うちの店、評価が3.8になって喜んでたら、次の日急に、クチコミ数は変わってないのに評価だけ3.6に下がってた。
そしたら、食べログから電話きて、年会費払えば元に戻すし、評価上げるって言われた。
もちろん断った。
つまり評価3.6以上の店は食べログにお金払ってる。 https://t.co/i0S5lDQRX9— Azusa (@AZS0904BMR) October 5, 2019
ここまで話が大きくなってしまうと、事態を沈静化すべく食べログから正式な回答が間もなく発表されるハズです。
続報が入り次第、更新させていただきます。
ちなみに食べログは有料プランだと、書き込みを店側が削除できるとして炎上もしています。