今月中に発表されるであろう次期iPhone、名称はiPhone 11/11 Pro/11 Pro Maxと言われており、噂通りならトリプルカメラと双方向ワイヤレス充電を搭載するそうですね。
リーク情報や噂話などでこの新しいiPhoneが想像されているワケですが、ではユーザーは新しいiPhoneにどのような機能を追加して欲しいと思っているのでしょうか?
iPhoneに搭載して欲しいユーザーが望む10の機能
アメリカでWSJに次いで全国的なシェアを誇る新聞社のUSA TODAYは先日、「次のiPhoneに欲しい機能」というアンケートをとったようです。
その結果10個の機能がピックアップされ、ユーザーが新しいiPhoneに搭載して欲しい機能が浮かび上がっていました。
大容量バッテリー
スマホのスペックとしても勘定されユーザーの関心を集める事の多いバッテリー容量、大容量であればあるほど充電の機会が減り残量を気にせずスマホを使えるようになり、外出時に別途モバイルバッテリーなどを持ち歩かなくても良くなります。
それゆえに多くのユーザーは大容量バッテリーをスマホに求めるのですが、それはスマホのサイズ感や発熱問題など多くの問題を生み出す事にもなってしまい、いかにコンパクトで大容量のバッテリーを詰め込めるか各社が頭を悩ませていますね。
割れないガラス
iPhone 4の頃から問題となっているガラスの破損問題、iPhone 5から金属製パネルに切り替わったもののiPhone 8/8 Plus/Xから両面ガラスに戻っており、落として割ってしまわないかハラハラしているユーザーは多いようです。
透明度や操作感、機能的問題で剛性の高いガラス素材を使ってはいるのですが、それでも何らかの理由で画面側や背面側のガラスを割るユーザーは後を絶たず、より硬いガラス素材かいっそ別の素材に置き換える事を望む声は多いみたいですね。
望遠レンズ
次期iPhoneでは超広角レンズが新たに搭載されると噂になっていますが、どうやらユーザーは広い範囲の撮影よりもスムーズなズームアップが可能な望遠レンズを望んでいるようです。
最近ではデジカメがわりにスマホを使う事は普通になってきており、特に海外ではライブや試合などの撮影が許可されている関係もあって遠くの人物を撮影したい機会は多いそうで、広角よりも望遠を望む声が多いのでしょう。
ナイトビジョン
iPhoneのカメラはPixel 3などと異なり夜間撮影に弱く、ソフトウェア処理である程度綺麗には撮れるようになっているのですが、ユーザーの満足には至っていないようです。
ナイトビジョンがあれば夜間でも昼間撮影したような綺麗な写真が撮れますし、夜景も綺麗に撮れたり停電や暗所で辺りを調べるのにも役立ちます。
撮りやすいスクショコマンド
何かと利用することが多いスクショことスクリーンショット、iPhoneの場合はホームボタン+電源ボタン、ホームボタンがない機種は電源ボタン+音量+ボタンで撮影できるのですが、これがうまく操作できない人が多いそうです。
特に電源ボタンと音量+ボタン同時押しの場合、画面が閉じちゃうか音量が限界まで上がってしまい撮影できてない事もあるそうで、一部のユーザーは別の方法でスクショを撮る機能を追加して欲しいと考えているのでしょう。
ヘッドフォンジャック復活
防水防塵機能の犠牲となって消えたイヤホンジャック、今でも復活を熱望している人が多く「Bluetooth使えば良いじゃん」という声に対し、「タイムラグがある」「音質が悪い」といった反論をしている方も多いですね。
実際に、サードパーティー製のLightning接続で充電とイヤホンジャック両方を使用可能にするアイテムがかなり売れており、今でも多くのiPhoneユーザーがイヤホンジャック復活を望んでいる事がわかります。
USB-Cの採用
Androidや他の電子機器でも採用が広がっているUSB-C、Appleも一部のMacbookやiPadで採用しているのですが、未だにiPhoneだけは独自規格のLightningコネクタを採用していますね。
スマホ向けのオプションパーツでUSB-Cを採用している商品も少なくなく、iPhoneでしか使えないLightning規格よりも広く普及しているUSB-C規格に変更して欲しいと思っている人は多いようです。
大容量ストレージ
以前と比べてスマホ向けのコンテンツはどんどん大容量化しており、特にハイエンド端末ではPCで見るような高品質動画や高品質ゲームなども利用できるので、内部ストレージを気にする人も多くなってきています。
「スマホにそんな容量いる?」なんていう人も多いですが、最近ではPCを持たずにハイエンドスマホのみを持っている人も少なくなく、いよいよPC並みのストレージ搭載を望んでいる人も多いようです。
ロボコールブロック
日本ではまだ少ないですが、アメリカなどでは自動音声で知らない番号から電話がかかってきて、「アカウントに関する重要な問題があります」といった自動音声を利用したフィッシング詐欺が社会問題になっています。
これらは基本的に同じ電話番号を使いまわして多くの電話番号に機械的にコールを飛ばしているのですが、そうした行為を働く番号を特定し、スマホのソフトウェアレベルで着信拒否するようなシステムを望む声が多いそうです。
Touch ID
Face IDの登場とともに退場したTouch ID、指紋認証という画期的なシステムは今も復活を多くの人に望まれており、Appleも多数の新しいTouch ID特許を取得しています。
特に画面のどこでも指紋認証できるような仕組みをAppleが開発している節もあり、以前のようにTouch IDを利用したいと考えている人はかなり多いのでしょう。
まとめ
いずれも新しいiPhoneには搭載されていないのでしょうが、画期的な機能というよりは既存の機能のパワーアップをユーザーが望んでいる感はありますね。
すでに他のハイエンドスマホで採用されている機能も多数挙げられており、iPhone以外のスマホを羨ましく思っている人も多いのかも知れません。