古くなったiPhoneはバッテリー交換をすることを強くオススメします。
なぜならバッテリーが劣化するとiOSはiPhoneの動作能力を意図的に落としてしまうからです。
だから「最近iPhoneの動きが悪いなぁ」と思ったら新型iPhoneに買い換えずとも、バッテリー交換をするだけで蘇っちゃう訳ですよ。
でもApple Storeは遠いし、非正規店は何だか怖いし…と思っちゃいますよね。
今回は正規店にすべきか非正規店にすべきかガッツリ解説しちゃいますよ。
iPhoneのバッテリー交換で正規プロバイダーと非正規店を比較
結論から言うと、正規店と非正規店はメリットデメリットがあるので自分にあったものを選ぶ必要があります。
そして正規プロバイダーで十分かな…という結論になります。
ということでそれぞれを比較していきますよ。
値段の違いを比較
正規店(正規プロバイダー)の場合
Appleの正規店の場合、AppleCare+等の保証対象であれば0円で、対象外と5400円〜7800円となります。
モデル | Apple 製品限定保証または AppleCare+ の保証対象 | 保証対象外 |
iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、 iPhone XR |
0円 | 7,800 円(税別) |
iPhone SE、 iPhone 6、iPhone 6 Plus、 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、 iPhone 7、iPhone 7 Plus、 iPhone 8、iPhone 8 Plus、 および、その他すべての対象モデル |
0円 | 5,400 円(税別) |
ただし、保証対象内であっても経年劣化の場合は対象外となります。残念…。
なぜ保証外になっちゃうのかはコチラをご覧ください。
→iPhoneのバッテリー交換の費用はいくら?機種別で調べてみたよ
非正規店の場合
非正規店でiPhoneのバッテリー交換をする所をいくつか探してみました。
店名は書きませんが、だいたいこのような値段感でしたよ。ん〜、安くはないですね。
モデル | 非正規店の金額 |
iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、 iPhone XR |
5,400 円〜9,000円 |
iPhone SE、 iPhone 6、iPhone 6 Plus、 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、 iPhone 7、iPhone 7 Plus、 iPhone 8、iPhone 8 Plus、 および、その他すべての対象モデル |
2,000円〜5,000円 |
値段のまとめ
ぶっちゃけ、Apple Storeで直しても非正規店で直しても金額感はそれほど変わりません。
むしろ失敗率の少ないAppleの正規店の方が安心感があると言えます。値段だけなら正規店を選ぶようにしましょう。
お店の場所を比較
正規店(正規プロバイダー)の場所
実際にお店で直してもらった時の流れがこちらになります。
→Apple StoreでiPhoneのバッテリー交換してきた! 実際の流れをレポートするぞ
実はAppleStore以外にも正規プロバイダーであればバッテリー交換をしてもらえるんです。
カメラのキタムラやビックカメラでもバッテリー交換を受け付けています。もちろん他にも多くのお店が正規プロバイダーだとなっています。
最寄りの正規店を見つけるにはAppleの公式ページが最も便利です。
ワンタップで予約までできちゃいますよ。
まず「場所を検索」のページに入って「サービスとサポート」を選択、
次にバッテリー交換したい自分のiPhoneを選びます。
「バッテリーと充電」を選び、
「持ち込み修理」を選べばOK。
最寄りのお店を選び「予約」まで出来てしまいますよ。
お店の数は数百店舗はあるので、各都道府県1つはあるかと思います。
混み具合にもよりますが、バッテリー交換自体は数十分〜2時間程度が目安となります。
Appleに配送する
近場になければ配送修理に出すことをオススメします。
手順は先ほどと同じです。Appleの「場所を検索」のページに入って
- サービスとサポート
- バッテリー交換するiPhoneを選ぶ
- バッテリーと充電を選択
最後に「配送修理」を選べばOK。
難点は1週間ほど手元からiPhoneが無くなる点です。
iPhoneが一台しかない人にとってはあんまり現実的ではないですよね…。
非正規店の場所
非正規店に関しては「iPhone バッテリー交換 地名」で検索してみてください。それ以外に探す手段はほとんどありません。
※地名はあなたのご自宅の都道府県か区や市、町名が良いでしょう。
場所のまとめ
多くの方にとっては正規店も非正規店はほとんど同じ地域で見つかると思います。
やはり人口が密集する市街地でしか非正規店はやっていけませんからね。
ということで、正規店を中心に探してどうしても見つからなければ非正規店を探す。近場で非正規店が見つかればラッキーということなります。
正規店のメリット・デメリット
メリットについて
iPhoneが正常であれば確実に修理してくれるのが正規店のメリットと言えるでしょう。
また値段もそこまで高くはありません。
デメリットについて
一番のデメリットはいつも混んでる為、当日予約が難しいという点でしょう。二日は余裕を持った方がよいです。
また作業に時間がかかるため、数十分〜2時間程度は待たされることになります。
お店の数が少ないのもデメリットと言えますね。
非正規店のメリット・デメリット
メリットについて
一番のメリットは予約してから直るまでの速度です。
当日予約は可能ですし、作業自体は15分程度で完了します。
この手軽さが一番の魅力でしょう。
デメリットについて
バッテリー交換で何か不具合が起きても、ほとんどのお店は責任をとってくれません。
それに作業する人の熟練度も様々なのが怖いところ。
またiOSの設定画面でもバッテリーの状態を確認できなくなり、
通常はバッテリーの最大容量を表示する場所に「Appleの正規バッテリーであることを確認できません。バッテリーの状態をチェックすることはできません。」と表示されることになります。
もちろん今後iPhoneに何らかの不具合が起きてもAppleの保証の対象外となるのも大きなデメリットです。
まとめ
よほど急いでる状況でなければ正規プロバイダーでの修理が無難でしょう。
非正規店だからと言ってそれほど安くなりませんし、多くの非正規店は正規プロバイダーのお店がある人口密集地にしかありません。
保証の観点からも正規のお店が無難だと言えます。
もちろん急いでる場合は消去法的に非正規店を選ぶのは有りだと思いますよ。
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