NY TIMES紙によるとGoogleのロケーション履歴が、犯罪捜査に使われて使われているそうです。
Googleの従業員の告発によるとここ6ヶ月の間に急増しており1週間に180件程度のリクエストを受けているとのこと。
ロケーション履歴が捜査に使われている
Googleはジオフェンス令状を元にしたリクエストを受けると「場所」「時間」から、特定のロケーション履歴をいくつか捜査当局に提供します。その際、情報は個人を特定できない匿名の形になります。
その後、捜査当局は情報を吟味し犯罪性の高いものをGoogleに対して「犯人」もしくは「目撃者」である可能性がある端末の個人情報をGoogleに要求する、という訳です。
ユーザーデータのリクエストに対する法的手続きに関するよくある質問
ロケーション履歴の中身
知らない人にとってはロケーション履歴の中身に驚いてしまうかもしれません。
ロケーション履歴の中身は時間毎の位置情報、写真、移動手段がまるごと載っています。
どの場所にどの時間滞在していたのか、写真があれば誰といたのかも分かります。
さらに自宅、通勤経路も分かりますし、指定期間を月単位、年単位にすることでよく行く場所(店)も一目で分かります。
この情報を使うことで犯人逮捕につながる情報を得ようと捜査当局は考えているのでしょう。
ロケーション履歴をオフにする方法
しかしながらロケーション履歴が誰かに見られる可能性がある、というのは気持ちが悪いですよね。
という訳でロケーション履歴をオフにする方法をご紹介します。
まずロケーション履歴がオンになっているか確認する
ロケーション履歴をオフにするにはまず「Googleロケーション履歴」コチラのページを確認してください。
ロケーション履歴がオンになっている人は、今まで訪れた場所の履歴が表示されます。
オフの方は特に何もする必要はありません。
ロケーション履歴をオフにする
オンになっていた方はGoogleマップアプリで「タイムライン」→下の右画像の「・・・」をタップしてください。
次に設定ボタンを押すと「個人的なコンテンツ」が表示されるので「ロケーション履歴がオン」の部分をタップすることでオフできます。
上記のページでは「指定期間のロケーション履歴の削除」「ロケーション履歴のすべて削除」をすることができるので、オフ設定にする方はあらかじめ削除しておいた方がよいでしょう。
iPhoneも位置情報を持っている!
今のところ捜査当局にAppleから情報を提供しているという情報はありませんが、iPhoneはユーザーの位置情報のデータをしっかりと蓄えています。
iPhoneの利便性を向上させる為のものですが、もし気持ち悪いと感じたら下記の記事をチェックしてみてください。