Appleが提供するクラウドサービス「iCloud」はAmazonのAWSとGoogle Cloud Platformを使っていることが明らかになりました。
世界トップクラスの売上げを誇るAppleですら、自前オンリーではなくAmazonとGoogleが運営する巨大なクラウドを利用せずにはいられないようです。
iCloudを構成するAWSとGoogle Cloud Platform
これまでもiCloudにサードのクラウドサービスが使われてきました。
iOS10ではAWSとMicrosoftのAzureが使われ、iOS11ではAzureは脱落し、代わりにGCP(Google Cloud Platform)が採用されました。
しかしiOS12ではAppleのサポートページでは外部のサービス名が明記されず「Apple and third-party storage services」とのみ記載されどこのサービスを使っているのか謎だったのです。
ところが今回iCloud security overviewのページにはっきりとAWSとGCPをしていることが述べられました。
つまりiOS11以降変更はないようですね。
iOS10以降、常に2社のクラウドサービスを利用している理由はどちらかがダウンしてもiCloudのサービスを提供できるように、という安全性の問題を考えてのことでしょう。
いずれにせよiCloudの月額が下がらないのはAWSとGCPに依存しているからなのかもしれませんね…。