こうして比べてみるとiPad AirとiPad Pro 10.5インチのデザインはほぼ同じですよね。
両方とも2224×1668ピクセルで264 PPIですし、True Tone対応でRetinaディスプレイという点も同じです。
では一体何がどう変わったのか?という点について紹介します。
iPad AirとiPad Pro 10.5インチの違い
リフレッシュレートが違う
iPad Proは最大120HzでiPad Airは60Hzとなっています。つまり画面を動かすときのヌルヌル具合がiPad Proの方が断然上ということになります。
カメラとスピーカーが違う
iPad Pro10.5インチのカメラは12メガピクセルでLEDフラッシュ有り、光学手ぶれ補正及びオートフォーカスに対応しています。スピーカーの数は4つなので迫力のある音を楽しめます。
一方iPad Airは8メガピクセルでLEDフラッシュや手ぶれ補正、オートフォーカス機能はありません。またスピーカーの数は2つという最小限の仕様となっています。ただしiPad Airはカメラの突起がほとんどありません
カメラとスピーカーに関してもiPad Proの方が勝っていると言ってもいいでしょう。
処理能力が違う
搭載しているプロセッサはiPad Pro10.5インチはA10X Fusionチップです。
iPad AirはA12 Bionicを採用し、Neural Engineによって機械学習をしていくので、圧倒的にiPad Airの方が処理能力が高いと言えます。
お値段が違う
リフレッシュレートやカメラスピーカーの機能を若干落とすことで、iPad Airはかなり安くなっています。
- 64GB:54,800円(税込み59,184円)
- 256GB:71,800円(税込み77,544円)
iPad Pro10.5インチはAppleのオンラインストアでは販売が終了したので、Amazonでの価格はこのようになります。
※消費税込み。
金額差としては約20%ほどiPad Proの方が高いことになります。
まとめ
見た目は同じiPad AirとiPad Pro10.5インチですが、機能面では大きく異なります。
価格を重視するのであればiPad Airが断然オススメです。
リフレッシュレートやスピーカー、カメラを重視するのではあればiPad Pro10.5インチの方が良いでしょう。…と、言いたいところですが10.5インチのiPad Proを選ぶ理由はほとんどありません。
今iPad Proを買うのであれば、超ハイスペックであるiPad Pro11インチ一択ではないでしょう。リフレッシュレートやスピーカー、カメラの全てが10.5インチよりも11インチのiPad Proの方が上となっています。