本日リリースされたiOS 12のFace IDで2つ目の顔が登録できるようになったので、かねてからのマスク問題が解決できるか、試してみました。
Face IDの設定に「もう一つの容姿を設定」が追加
iOS 12にてFace ID設定画面に新たに追加されたのが「もう一つの容姿を設定」という項目。
Touch IDで複数の指の指紋を登録できるように、Face ID認証用の顔も複数登録できるようになったようです。
複数の顔を登録しておくことで認識精度がより向上するということだとは思うのですが、これを活用すれば例のマスク問題も解決するんじゃないかということで早速試してみました。
Face IDの「もう一つの容姿を設定」を選んで、マスクを着けてiPhoneと向き合います。
これで登録できたら冬のインフルエンザシーズンや花粉の時期でも快適なのですが…
残念!「顔の認識が妨げられています」と表示され、顔登録の継続ができませんでした。
無理矢理、スキャン画面の途中からマスクを着けるという方法も試したのですが、こちらも「顔の認識が妨げられています」と表示されてしまい、マスクを外さないと継続はできない状態に。
どうやら顔のパーツとして鼻や口などが認識されないといけないようですね…。
では…とマスクに鼻と口を書いてみたらどうか?と思ったのですが、当たり前ですけどダメでしたw
また真横で登録できるかも試してみたのですが、こちらもNG。
ということで2つ目の顔が登録ができるならマスク姿を登録することで、解決できると思ったのですがマスクで鼻と口が隠れていると登録はできないという結果でした。
よく言えばちゃんと顔のパーツを認識しているとも言えるのですが、このFace IDのマスク問題はまだ続きそうです。