Twitterで見当違いの内容や罵倒の言葉を浴びせる、通称「クソリプ」と呼ばれるものがありますが、なぜそういうことが起こるのか理由を述べたツイートが話題になっています。
文字は読めても文を読めない人がいる
通称クソリプ…日本語表現辞典 Weblio辞書で調べてみると、以下の様に解説されていました。
クソリプ
主に短文投稿サイト「ツイッター」におけるリプライ(特定のツイートに対する返信・応答)のうち、内容がまったく見当外れであるなど、罵倒したくなるリプライを指して用いられる語。
引用元:日本語表現辞典 Weblio辞書
たまに何かあるサービスがやらかしてしまい、そのリプライ欄がクソリプ(文句や罵倒)で埋まってるなんてこと聞いたことありますよね。
そんな「クソリプ」について、原因は「文字は分かるが文は読めない」人が一部にいるからじゃないかと投稿して話題になっているんです。
例えば「今週は暑かったのでうちの会社はサンダル出勤もOKだった」という呟きが拡散されると
「何故今週だけはOKなんだ?」
「サンダル無い人は来るなって?」
「暑いならともかく基本はNGだろ」といった”文字は分かるが文は読めない”人が必ずいて、国語力が無いと無駄に苦労するよなと感じます…
— Eva (@evaeva61979707) 2018年5月25日
特にTwitterの場合は基本140文字という制限があるので、結果本当に言いたいことが伝わらないなんてこともあるとは思うのですが、脊髄反射的に反応してしまっている例は確かにありますよね。
さらにひどい場合の例も解説されてるんですが、確かにこういうパターンの返信もみたことある…。
更にやばいケースだと己の内面世界で一人相撲してそうな
「サンダル履くなんて恥ずかしい奴だな、本当に日本人?」
「自分はサンダルOKな会社を見たことがないです、嘘松」
「サンダル嫌いなので呟くのやめてもらえます?」
とかも湧いて来て、早く幸せになって下さい…としか言えないです…— Eva (@evaeva61979707) 2018年5月25日
これらの投稿はあるあると納得する人が多かったのか、いいねは約5万、リツイートは約2.8万回されるほどに拡散。
多くのリプライが寄せられ、国語力というよりはコミュニケーション教育の問題だとする方や、
変な人増えましたよね…
中途半端に識字率だけ上げる教育をするので言語がコミュケーションの道具で、価値観を強要するのではなく共有する為に使うという基本さえ身につかず、そのまま世に出てる人が多く、本人達は、何が悪いかすら認識していないのでタチが悪い…
争い事を生む所以です…
— 伏龍 (@miura920124s) 2018年5月26日
そもそも人間は一定数以上の文章は一度に理解出来ないという話もあると言ったことも。
直接関係は無いかもですが、
人間は、文章が3行以上連続すると、読めなくなる説があります。長文なのであえて読み飛ばしてしまうもの。
読んだけど頭に入りきらず、内容を理解できないもの。パターンはいろいろありますが、
このリプも3行超えてるので、理解できない人は多いはずです。— フランケン博士 (@POs2xQOW4DpE9Wg) 2018年5月28日
個人的にそれはあるよね…と思ったのがこちらの投稿。文字だけのコミュニケーションって、実際に話すより数倍難しいって思います。
というか、本来表情や声音でどんな意図かがはっきりするコミュニケーションを文字だけを媒体にしてするから食い違いが発生するんだと思う
— Thue (@rukina15) 2018年5月28日
ましてや不特定多数が見ていたら、うまく伝わらない場合もあっても確かにおかしくないっていう。
またこれも文字だけのコミュニケーションであるが故にといったところですが、そもそも話題になったツイート自体が、分かりずらかったのではないか?という意見もあり、やはり文字でのコミュニケーションは…(ry
あの、間違っていたらすみません
これ、呟きのほうが悪いのでは?
読点を入れなかったり二文に分けたりしなかった為に、何が言いたいのかを読む側が正確に読み取ることができない文章になっていると思うのですが…— 木霊 (@AliceHearts_m) 2018年5月26日
答えがある話ではないので、これらのことは色々言いたい人が出てくるとは思いますが、SNSに投稿されたURL付きのツイートは6割の人が記事を読まずにコメントやリツイートしているといった調査結果もあるんですよね。
なので実際には「文章を理解出来ない」ではなく、よく文章を読まずにリプライしている方も一定数いるんじゃないのかなと思います。