日々様々な事件などが発生するTwitter、炎上案件などがほとんどですが中にはアカウント乗っ取りといった悪意ある事件も発生しますね。
今回紹介するのもそんなTwitterの事件の1つなんですが、アイドル業界の闇を感じさせるなんとも後味の悪い事件だったんです。
内部の犯行
2017年7月頃、デビューを控えたアイドルの公式アカウントがファンに暴言を吐くという事件が発生しました。
これだけ見ると「アカウント間違って暴言吐いた」系の事件かと思ってしまうんですが、どうも当時そのアカウントが何者かによって不正ログインされている事が判明。
当事者であるアイドルグループ「Needs」は先日、公式HPとTwitterで事件の経緯を公開し、上記の不正ログインと暴言を発信したのが元メンバーである事を公表しました。
公式HPによれば2017年10月から活動を休止していた元メンバーが、個人的な妬みからこうした行為に及んだそうで、「重大な契約違反」として2017年12月31日付で解雇となっていたそうです。
デビューしてこれから一緒に頑張ろうというメンバーが、個人的な妬みからメンバーのTwitterを乗っ取り暴言を吐く、というのはなかなかアイドル業界の闇を感じさせる事件となってしまいました…。
アカウントがどのように管理されていたかは不明ですが、もっとセキュリティ強度を高めておけばこうした事件も発生しなかったかも知れませんね。
Twitterのセキュリティは現状、パスワードを複雑なものにするか、「ログイン認証」を設定する事でSMSまたはセキュリティアプリでの2段階認証を設定する事が可能です。
ログイン認証は、Twitterの「設定とプライバシー」▶︎「アカウント」▶︎「セキュリティ」▶︎「ログイン認証」をオンにする事によって有効化可能。
設定ではSMSを受け取れる電話番号が必要になるので、求められたら最初の「0」を外して入力(090-1234-5678なら9012345678)し、「コードを送信」をタップ。
SMSに届いた6桁の認証コードを設定画面に入力する事で完了となり、今までアカウントにログインした事のない端末でログインしようとした場合、都度SMSでのコードが無いとアクセスできないようにできます。
乗っ取りはそうそう発生するものではありませんが、乗っ取られた場合に予想外の事件(主に炎上)を引き起こす可能性があるので、Twitterを利用しているなら設定しておいて損はないでしょう。
まとめ
なんとも言い難い闇を感じさせる事件でしたが、アイドル内に限らずどんなコミュニティにも軋轢は生まれるものなので、用心に越した事はないですね。
Twitterの「ログイン認証」を設定し端末を紛失するとアカウントにアクセスできなくなってしまいますが、「ログイン認証」完了画面で表示される「バックアップコードを取得」を設定しておけば、万一の時にも新しい端末からTwitterを利用できるようになりますよ。