情報流出で大きな問題となっているFacebookですが、海外では#DeleteFacebookというハッシュタグとともに、退会を宣言する人も結構いたりするんですよね。
そこで今回はFacebookを退会する方法を紹介すのですが、実際やってみるとこれがまたかなり複雑でした…。
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完全に退会するには複雑な手順が必要
Facebookの情報流出やそれを利用した選挙期間中の印象操作などの問題から、世界では多くの人がFacebookを退会する流れとなっています。
A little over a week ago I deactivated my facebook account and deleted the facebook and messenger app.I have found it to be the best FOR ME. My phone is such a smaller part of my life now and find it is better at work and at home for me. #DeleteFacebook #NoLongerAddicted
— Randy (@RandyBoose) 2018年3月30日
ところがFacebookを退会しようとしても、退会の方法が分からないという声が続出。
それもそのはず、Facebookには2種類のアカウント停止オプションがあるせいなんです。
それが以下の2つ。
- 利用解除
- 削除
順番に説明していくと、まず「利用解除」は他人からは検索できなくなるものの、データは残っている状態にする処理。
もしやっぱり使いたい!と思ったらログインするだけで、元通りに使えるという利点もあります。ただし書いた通り、データは残った状態になるのが欠点。
そして2つ目の「削除」は、文字通り完全削除。いわゆる私たちのイメージする退会処理にあたるのは、こちらになるという訳です。
と、だいたいFacebookの退会に関する概要が分かったところで、それぞれやり方を説明していきますね。
Facebookの「利用解除」処理の方法
まず最初は、アカウントのデータは残ったままになる「利用解除」のやり方。
Facebookアプリを開き、右下の「≡」マークのタブから「設定」→「アカウント設定」を選択しましょう。
さらに、「一般」→「アカウントを管理」と進むと、「利用解除」という項目が現れるので、アカウントの一時停止する理由を選んで確定させるとアカウントは「利用解除」状態となります。
良く覚えておいて下さい。この方法の場合はあくまで一時的な利用停止で、今までの投稿などのデータはそのままそっくり残った状態ですからね。
次にアカウント「削除」の方法
そして本命となるのが、アカウントを完全に削除する方法。言葉通り削除なので、手順が完了すると二度とアクセスできなくなります。
泣いても笑っても元には戻せないので、どうしても残しておきたい写真などがあったらアカウントを削除する前に写真データなどをダウンロードしておきましょう。
ただしこれはパソコン版のみ機能となるので、PCのブラウザからアクセスして設定を開きます。そして「一般」を選択し、最下部にある「Facebookのデータをダウンロード」をクリック。
すると「データをダウンロード」という画面になるので、「アーカイブ」をクリックするとまとめてデータをダウンロードできますよ。
さてデータのダウンロードが終わったら、いよいよアカウントの本格的な削除に進みましょう。
アカウントの「削除」は通常の方法ではアクセスできないので、まず右下の「≡」タブから「ヘルプとサポート」→「ヘルプセンター」を選択します。
そこで「利用解除」と検索すると、「利用解除」の方法を紹介するヘルプ出てくるので、それをタップ。
このヘルプ記事を一番下までスクロールすると「アカウントを完全に削除する方法についてはこちら」と記述してあるので、「こちら」の部分をタップ。
この時点でもう面倒くさいのですが、もう少しの我慢。あとちょっとですよ。
するとまたヘルプページが出てくるので、中ほどにある「Facebookにご連絡ください」というリンクをタップします。最後に、パスワードを入力して送信したら完了。
こんなに分かり辛いところにあるなんて、退会させまいという意地を感じますね。
これで削除の申請は完了です。しかし、ここから二週間以内に再びアカウントにログインしようとすると、勝手に削除申請が解除され、アカウントが復活してしまうので、間違ってログインしないように注意が必要です。
そんなに退会させたくないのかw
以上、Facebookから完全に退会する方法を紹介しました。
アカウントを一時停止する「利用解除」と間違われることが多いので、完全に退会したい方は超絶面倒くさいですがこの記事の手順で、アカウントを「削除」に挑戦してみて下さい。