通勤通学で音楽を聴いている方は多いかと思いますが、今回ちょっと怖い情報が入ってきましたよ。
電車内でイヤホンを使って音楽等を聴く=「工事現場の騒音と同レベルのダメージ」を耳に与えているらしいんですΣ(゚Д゚)
難聴になる可能性もあるとのことで…その原因と対策をご紹介します!
電車内でイヤホンを使うと…
耳が遠くなるのはおじいちゃん、おばあちゃんになってから…と思いがちですが、耳鼻咽喉科医によると「若くても難聴になる人が増えている」んだとか。
難聴の主な原因は加齢に伴う高血糖や動脈硬化などですが、大きな音を聴くと耳の内側にダメージを受ける「騒音による内耳障害」も大きな原因。
カラオケやコンサートに行った後、耳が聞こえにくい、耳鳴りがする…という経験がある方も多いと思いますが、これも「一時的な内耳障害で難聴になっている」ということだそうですよ。
医師によれば、耳に負担をかけない1日に聴いていい音の上限は、90デシベルで59分ほど。日本騒音調査ソーチョーによると、90デシベルの音の目安は以下となっています。
- 犬の鳴き声(5m)
- 騒々しい工場の中
- カラオケ(店内中央)
- ブルドーザー(5m)
さて、先ほど「電車内でイヤホンを使って音楽を聴くと、難聴になる可能性がある」と言いましたが、電車内の騒音レベルはいかほどかと言うと…80デシベルほど。
「な〜んだ。90より低いし大丈夫じゃん」と思ってしまいますが、車内の騒音が80デシベル=イヤホンで聴く音楽の音はそれ以上でないとかき消されてしまいますよね。
ということは聴いている音楽の大きさは80デシベル以上、場合によっては90デシベルを超えている可能性もあるわけです。
もちろん使っているイヤホンの種類にもよりますが、耳に掛けるタイプなどは耳との間に隙間ができるため、音量も大きくなりがち。
電車内で音楽等を聴くならば、周りの雑音を消してくれるノイズキャンセリング機能を持ったタイプが良いそうですよ。
耳鳴りが気になり始めた、雑音があると聞き間違えることが多い、という時は難聴が悪化しているサインとのこと。
もしこのような症状があれば、イヤホンの使用を止め病院で診察を受けることをオススメします!