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真のワイヤレス充電はiPhone 9で実現か?あの「WattUp」が製品化に一歩近づく

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Energous

iPhon 8/8 Plus/Xで初めてiPhoneに搭載されたワイヤレス充電。

しかし残念ながら現在の充電速度は満足できるものではなく、使っている方は少ないかもしれませんね。

そんな中「真のワイヤレス充電」とも呼べるあのWattUpが、製品化へ一歩近づいたとのこと!詳しくご紹介しますッ。

あのWattUpが実用化へ一歩

iOS 11.2で高速化したものの、わざわざ別売りの充電台を買ってまで使う必要があるかと言われると、残念ながら「う〜ん…」という感想に留まる新機能のワイヤレス充電(その理由について詳しくはこちら)。

充電速度もそうですが、ワイヤレスとは言え充電台に置く必要がありますし、

  • 充電台に置くのもLightningケーブルを挿すのも、手間は変わらない
  • 充電中に操作ができないし、わざわざワイヤレス充電を使わなくてもいいかな〜

なんて意見もありますね。

そんなiPhone 8/Xで初めて使えるようになった新機能なのに、ぞんざいな扱いを受けている印象のワイヤレス充電ですが…「真のワイヤレス充電」とも言えるWattUpが実用化へ一歩近づいたようなんです!

WattUpとはこれまでかみあぷで何度かご紹介したのですが、簡単に言うと「その空間にいるだけで端末が充電される」という技術。もう少し詳細に言うと、

  • 壁などに給電装置を設置
  • 専用アプリで受電設定した端末にのみ、無線で電気が送られる
  • 現時点でワイヤレス充電ができるのは給電装置から半径4.5m以内(距離によって充電効率が異なる)
  • 一度に充電できる端末は最大で12台
  • 専用アプリで「残量5%以下になったら自動充電」などの設定も可能

という仕様・仕組みになっています。

このWattUpを開発したEnergous社のCEOはAppleとの提携をほのめかしており、実はiPhone 8に搭載されるのはWattUpかも、なんてウワサもあったんですよね。

しかしその時は「まだ実用化は難しいだろう」なんて言われていたんですが…。

今回WattUp対応の送電機が、連邦通信委員会(FCC)から「一般家庭での使用が想定された製品」として認証を取得しました!この認証により、製品化へ一歩近づいたと言えそうです。

ただし…今回認証を得られたのは「範囲約90cmまでの中距離タイプの送電機」。本来の「半径4.5m」のタイプの認証はまだのようですね。

Energous社は来年1月9日から12日まで米ラスベガスで開催される家電製品見本市「CES 2018」でWattUpの技術を実演する予定とのこと。実際どのように動作するのか気になりますね…!

先ほども言った通り、Energous社のCEOが「提携先の名前は言えないが、世界で超有名な電気製品メーカーの1つ。このメーカーの製品を会社や自宅で間違いなく使っている」などとAppleとの提携をほのめかす発言をしているので、iPhoneへの採用の可能性は大。

早ければ来年発売のiPhone 9に…と期待が集まります!

ライターのひとこと

iPhoneに搭載される際はぜひWattUpも同梱してほしいです。別売りは嫌だなぁ。

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