話しかけるだけで様々なことができるスマートスピーカーですが、機械に話しかけるのに抵抗がある人が意外と多いようです。
日本人はまだまだ音声入力に抵抗あり
今年はLINEのClova WAVEの先行発売に始まり、「Google Home」も10月に上陸。
大本命のAmazon echoも招待制ながら発売開始され、ようやく日本語でもスマートスピーカーが利用できるようになりました。
まだまだ出来ることは限られていますが、新しいものを試してみたいと購入された方もいらっしゃいますよね。
ただその一方でiPhoneの「Hey!Siri」が使えるようになったころから言われているのが、音声で話しかけるのに抵抗があるという声。
KDDIが全国の15歳~69歳の男女1,000名を対象に行った「日本人の音声操作に対する意識調査2017」によれば、約7割の人は「人前での音声検索は恥ずかしい」と答えているんです。
確かに外で使うのは抵抗があるのは分かるものの、自宅なら別に気にならないとは思うのですが、「音声操作をする場所について」の質問では自宅が30.4%、外出先 22.1%という結果に。
意外と外で抵抗なく使ってる割合が高いことにも驚きなのですが、面白いのは若い世代ほど音声入力の利用率が高いんですよね。
やっぱり新しい事に抵抗がないのは若いからなのかと思ったのですが、MMD研究所の「スマートフォンの音声入力及び、スマートスピーカーに関する調査」でもその傾向は出ており、10代の16%が「普段から音声入力を利用」と回答。
スマートスピーカーの認知度においても、若い世代ほど高い調査結果になっています。
その一方でITmedia NEWSによれば、音声アシスタントを起動するキーワードである「OK,Google」や「Hey,Siri」に抵抗があるとの声も。
確かに英語圏の人からすれば「OK」や「hey」と話しかけるのは自然なのかもしれませんが、日本人からすれば、なんで「hey」なんだよ…ってなりますよねw
だからといって「OK,Google」の代わりに使える「ねえ、Google」もなんだか違和感ありまくり…。
じゃあ何がいいんだって話になるんですが、ひと通りのスマートスピーカーを触ってる立場からすると、Amazon echoの「Alexa(アレクサ)」やLINEの「Clova(クローバ)」などのほうがアシスタント名を呼ぶだけなので、やっぱり話しかけやすいです。
そもそも機械に話しかけること自体が恥ずかしいっていう話なので別かもしれませんが、回りの目を気にしやすい日本人だけにそのあたり海外とは受け入れられ方が違うかもしれません。
それだけに、意外と普及が進んで回りが使うようになってきたらそんな抵抗もなくなって、いつの間にか使うようになってるなんてこともあるんじゃないのかなと思います。
さて皆さんやっぱり、機械に話しかけるのって恥ずかしいですか?