今年11月に発売開始となったiPhone X、予約開始当初は最大6週間待ちと表示させるなどかなりの人気っぷりを見せましたね。
この人気を受けて世界有数の投資会社であるMorgan Stanleyは、「iPhone XがAndroidユーザのiPhone乗換を加速させた」と発表しているようです。
一方では真逆の意見も
iPhone 8/8 Plusと同時発表でありながら圧倒的な人気を誇るiPhone X、今でこそほぼ待たずに購入できるようになりましたがかなりの供給不足が予約開始時から話題になりました。
一部では「Androidみたい」と揶揄されるような事もあるのですが、どうもそのiPhone XはAndroidからiPhoneへの乗り換えを加速させているようなんです。
世界でも有数の投資会社であるMorgan Stanleyのアナリストであるケイティ・フバーティ氏は、「iPhone 8/8 PlusはiPhone 7/7Plusユーザが、iPhone XはAndroidユーザが特に選ぶ傾向にある(意訳)」と説明。
iPhone 8/8 Plusは例年通り既存iPhoneユーザによって購入される割合が多かったそうですが、iPhone Xは今までにない割合でAndroidからの乗り換えユーザが多いそうです。
ベゼルレスやFace ID、AR機能といった新機能がAndroidユーザの興味を引いたのか、あるいはAndroidに似ていると言われる所以のためなのか、特に中国でその傾向が強いと言われている模様。
ただ一方で、日本以外での予約・販売市場がAppleの予想を大きく下回っているという噂もあるそうです。
その噂によれば、歴代稀に見る高額端末ゆえに既存のiPhoneユーザもなかなか手を出しにくい状況で、Appleは2018年初頭にiPhone Xの値下げを行うだろう、とも言われているとの事。
お世辞にもお手頃とは言い難いiPhone X、発売数ヶ月で値下げというのはなかなか考えにくい話ではあるのですが、もし値下げが行われるのであれば程度によって再度供給不足状態になるのかも知れません。
まとめ
Androidに似ていると揶揄されたiPhone Xが元Androidユーザに人気と言うのは皮肉にも感じますが、それほど歴代iPhoneにはなかった新しい魅力があるという事を感じさせますね。
値下げに関してはすでにiPhone Xを購入した人から不満の声があがりそうな気もしますが、手頃な価格になるのであれば今まで遠慮していたiPhoneユーザも手を伸ばすかも知れません。