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信用を逆手に…アメリカの運送会社従業員が荷物のiPhone Xなどを盗み売却

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世界中で供給が間に合っていないほどの人気を見せるiPhone X、注文し後は到着を待つばかりの人も多いかと思います。

そんなiPhone X、なんとアメリカの運送会社従業員が荷物から盗み売却している事が明らかになりました。

荷物を盗み転売

先日ワシントン州のエバレットで、運送会社であるUnited Parcel Service(以後UPS)の従業員2人がiPhone Xなどのスマホを窃盗した罪で逮捕されました。

この盗まれたスマホはUPSに依頼された荷物から盗み出されたもので、少なくとも20〜30台のスマホが盗まれ、OfferUpというメルカリに似たフリーマーケットサービスで売却されていたとの事。

まさか運送サービスの従業員が荷物を盗むなんて思ってもみない事で、信頼を逆手にとった犯行であったと言えますね。

事件はUPS輸送施設の警備員の報告で、その報告によれば犯人らは「UPS輸送施設内でスマホのパッケージを盗み出し自分たちの車に持ち運んでいた」そうです。

2人の自宅などから盗まれたスマホなどが押収され一旦保釈されたのですが、警察はその後すぐに今回の件の盗品と思われるiPhoneなどがOfferUpに出品されている事に気付きます。

警察は買い手のフリをしてこの出品者にコンタクトを取り、待ち合わせ場所に現れたのが保釈となっていたUPSの従業員の1人でした

犯人はその場で逮捕され、UPSの荷物から14〜15台のスマホを盗み出してOfferUpに出品した事を認めます。

逮捕時には違法薬物も所持していたようで、彼は盗難窃盗罪に加え薬物犯罪でも逮捕される事となりました。

まとめ

従業員が担当した荷物はUPSの記録に残ってるでしょうから簡単に足は付きそうですが、被害総額は現在2〜3万ドル(約227〜340万円)と予想されています。

運送会社の信頼を逆手に取った悪質な事件、盗まれたスマホ所有者の元に新しいスマホが提供される事が願われますね。

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