iPhone Xは「Face ID」「Animoji」「ホームボタン廃止」と言った専用の機能で注目を集めていますが、実はまだまだ追加搭載される予定の機能があるようです。
Appleの最高デザイン責任者であるジョナサン・アイブ氏は、「12ヵ月後にiPhone Xは、今はできないことを行うことができます」と今後新機能が追加されるニュアンスの発言をしていますよ。
リリースを優先した?
見た目にも機能的にも新しいiPhone X、世界中で供給不足が起こっているほどの人気を見せていますね。
現時点でのiPhone X独自機能と言えば、「Face ID」「Animoji」「ホームボタン廃止」「フロントカメラのポートレート」などが挙げられますが、今後まだまだ増え続けるようです。
先日Appleの最高デザイン責任者であるジョナサン・アイブ氏は、「iPhone Xで私が注目するのは、その機能性がソフトウェアによって決定されるということ」「12ヵ月後にiPhone Xは、今はできないことを行うことができます」と説明。
iPhone Xが他のiPhoneとは異なり、ソフトウェアの更新による大きな機能追加ができる事、12ヶ月以内にどうやら新機能を搭載させる事を匂わせています。
そもそもiPhone Xの発売について、「発売日が他の発表端末と異なる」「ナンバリング表記が通例と異なる」といった異例があり、また上級副社長ダン・リッキオ氏が「2018年に発売される予定だった」と発言している事からも、2018年に発売予定だった端末を前倒しでリリースした可能性が非常に高いですね。
ハードウェアは完成しているワケですから前倒しになったのはもちろんソフトウェアで、他にも色々搭載予定で開発中の機能があり、それを今後12ヶ月で順次追加していく予定なのでしょう。
11月10日にAppleは自社アプリ『Clips』で、iPhone X専用の新しい機能「360度セルフィーを可能にするシーン」という、TrueDepthカメラシステムを利用し背景を自動で仮想空間に置き換える機能を実装しました。
このように自社アプリでの専用機能追加、またはソフトウェアアップデートによる機能追加が順次行われ、どんどんiPhone Xはその魅力を増していくことが考えられますね。
まとめ
とはいえiPhone Xは初期不良とも言えるバグなどが多数発見されており、この新機能の件も含めて「前倒しせずに堅実に来年発表して欲しかった」なんて意見もあります。
これからどんどん新機能が搭載されるiPhone X、スマホ業界では珍しく「時間が経つほど価値が上昇するスマホ」になるのかも知れません。