品薄は間違いないので転売すれば儲かるに違いない…そんな思惑があるのかオークションには多数の出品があるのですが、iPhone Xの転売価格は思いのほか上がっていないようです。
iPhone 6 Plusの時と比べるとプレミア価格でもない
iPhoneの品薄という話となると、思い出されるのが初めてPlusが発売された時のこと。
初めて2モデル展開になり、大画面化などもありPlusを買う人が多かったものの、入荷数が少なくヤフオクなどではAppleのSIMフリーモデルでは定価約10万に対して、ヤフオクで最大19-20万円で落札されるほどでした。
さらに昨年のiPhone 7では、ジェットブラックがこれまた極端な品薄でプレミア化したのは懐かしいところ。
改めて調べてみると当時256GBモデルが定価116,424円(税込)に対して、20万円で買い取るお店があったくらいですから、とんでもないプレミア化ですよね。
SIMFREE版 iPhone7 256GBor128GB ジェットブラック!!
まだ諦めておりません!!
256GB 200,000円
128GB 170,000円
もう数十分は買い取れるのでお持ちの方がいましたら・・・っ!!! #買取— イオシス買取センター (@iosys_kaitori) 2016年9月16日
さてそうなると、Face IDに関係するセンサー部品の生産の問題で予定よりも出荷数が少ないと言われているiPhone Xも品薄でプレミア化するのではと予想される訳です。
そうなると出てくるのが、品薄商品に必ずやオークション出品に現れる転売屋と呼ばれる方々。
ヤフオクでiPhone Xを検索してみると、はい出てくる出てくる。
さーてどのくらいの価格で取引されているのかな?と見てみると、落札間近の物でだいたい14-16万円といったところでしょうか。
出品されてるのは256GBモデルが多いのですが、定価が140,184円であることを考えると思ったより相場は上がってないですね。
というのも、品薄と言われながらも現在のApple Storeの出荷で5-6週間。
ジェットブラックの時は予約開始直後の9月時点で納期がアバウトに11月と表示されるくらいだったので、それに比べるとiPhone Xは思ったより買いやすい気がします。
そんなこともあってか、強気の18-20万円での出品には入札はゼロ。
さらに見ていくと入札終了間近にも関わらず、入札ゼロで終わってしまう出品も多数。どうやら低い価格からスタートせず強気の値段に最初からしていると入札もされていないようです。
Apple Storeでの購入は実は裏側で購入台数の制限もあったという話もありますし、iPhone Xについては手間の割にそこまで割のいい転売品ということにはならなそう。
また、Engadgetによれば、海外では出荷納期が前倒しになったという事例も出てきているようですし、iPhone X品薄協奏曲は思いの外あっけなく終わってしまうかもしれませんね。