あと少しで発売となるiPhone X、ハードウェアにかなりの変更が加えられプレミアムモデルという事もあってかなりの注目を集めていますね。
Apple的にもiPhone Xを大々的に売り出したい所だろうと思ったのですが、どうやらそんな事もないようです。
すべての人のためのiPhone
ベゼルレスやFace IDの搭載もあり世界中で注目を集めているiPhone X、10周年記念モデルという事でApple的にもかなり気合いを入れている事がわかりますね。
今までの歴代iPhone同様多くの人々に提供し売り上げを上げたいんだろうなぁと思ってしまうんですが、どうもApple内部的にはそんな事もないようです。
Apple Storeなどの小売店売り上げを監理するアンジェラ・アレンドルツ副社長は、10月20日にオープンしたシカゴ店のイベントに参加し、Apple Storeのビジョンに関するインタビューに応えました。
その中で当然iPhone Xに関する質問も投げかけられたのですが、彼女はなんと「すべての人にiPhone Xを勧める事はしない(意訳)」と話しているのです。
彼女はその理由について「誰のためのiPhoneなのか」が重要だと説明、「6〜7歳の子供には(ここまでハイエンドなiPhoneは)必要ない」、「何を必要としているかによって提案する商品は異なる(意訳)」と説明。
あくまでもiPhone Xは1商品であり、顧客の目的によってMacやiPadも提案し、最適な商品を顧客に提供する事がApple Storeの役目であるとしました。
確かにiPhone Xはプレミアムモデルで非常に高性能なiPhoneなのですが、性能を持て余すくらいならより顧客満足を満たせる商品を提供する方が、Appleは正しいと判断しているようです。
まとめ
「スマホはより高性能なものを買うべき」みたいな風潮がありますが、性能を使い切れないなら自分の希望を叶えられるリーズナブルな商品の方がコスパ的に正義かと思います。
そもそも販売台数がかなり限定されそうなiPhone X、手に入るまで待たされてかつ性能を使い切れないなら、iPhone 8/8 Plusなどを選ぶ方が利口かも知れません。