ソニーが家族とのコミュニケーションロボットを出すと聞いたら、あのペット型ロボットAIBOが新たに復活か!と思ったのですが、出てきたのはコレジャナイやつでした。
家族の一員となるロボット「Xperia Hello!」
ソニーのロボットといえば、誰もが頭に浮かぶのがあの「AIBO」。
1999年に発売され、当時はペット型ロボット自体が珍しい上に各種センターにより視覚・音声認識に加え、ある程度の自立行動も可能という今思うと早すぎた商品とも言えるものでした。
そのようなハイスペックだったこともあり値段も18万2,500円と高く、当時ほしいけど買えなかったという人も多いのではないでしょうか。
そんなソニーが新たにコミュニケーションロボットを出す!と聞いたらですよ、ついに時代が追いついて新生AIBOの登場か!と思ったのですが…
ソニーモバイルコミュニケーションが、来月11月18日から販売開始予定のコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」。
ん?ロボット…!?
コミュニケーションロボット!?
公式ページの説明によれば、
まるで生きているように自発的に動き、音声だけでなくしぐさや表情で会話を楽しめるコミュニケーションロボットです。
とのことなのですが…
こんなんじゃない〜!!!(勝手に期待しておいてわがまま)
てっきりもっと動き回ってくれるあAIBOのようなロボットだと思ったら、まさかの据え置き。360°回転はするようなのですが、まさかこう来るとは思わなかった…。
気を取り直して機能を見てみると、「Xperia Hello!」はAndroidを搭載しており、顔認識により個別にLINEメッセージを送ったり
skypeアプリで「Xperia Hello!」で通話も可能とのこと。
また見守り機能としてLINEを経由して家の様子を確認したり、
顔認識により、その人にあった情報を教えてくれたりするのが売りのようです。
うーん、見守りとskype通話以外は、先日ご紹介した「Google Home」や「Clova」でも同じようなことが出来そうですし、Skypeや見守り機能が魅力的かと言われるとやや疑問も。
だってGoogle Homeが1万4000円に対して、この「Xperia Hello!」のお値段、14万9880円(税別)ですからね。
ソニーさんごめんなさい言わせて下さい…これで15万は「たかああああああああああ!」
あのAIBOと3万くらいしか変わらないのに、動いてくれないなんて…なんとも残念。
実際に触ってない人間がこういうことを書くのもあれですし、きっとあのボディの中には最新の技術がぎっちり詰まっていてその値段なんでしょうが、庶民にはなかなか手の出しづらいお値段ではないでしょうか。
ちなみに街ナカでよく見かけるようになった、ソフトバンクのPepper君は本体価格198,000円(税抜)。思ったより安いんだなあPepper君。
※実際は本体代は安くてもそれ以外の維持費とか高いらしいです。