「Apple Watch」はバッテリー持ちがネック…、という概念はSeries 3で実際にバッテリー持ちを調べたら覆されました.
Apple Watchと言えば、毎日充電が必要なんでしょ?と思っていた方もこの記事を読んだら見方が変わるかもしれません。
最新モデルでも「Apple Watch」はバッテリー持ちが悪いのか?
Apple Watchと言えば、「時計なのにこまめに充電が必要」なんてイメージを持っている方も多いはず。
実際、初代Apple Watchを使っていた時のバッテリー持ちと言えば、朝100%で使い始めて翌日の午前中には10-20%台っていう感じでしたからね。
そこからseries 2をすっ飛ばしてseries 3を買ったわけですが、明らかにバッテリー持ちがいいんですよね。
じゃあ実際どれくらい良いのか?ということで、あえて充電をせずにどこまで使えるのかを調べてみました。
通常利用の範囲で「Apple Watch series 3」のバッテリー持ちを検証
今回検証に使ったのは、先日も記事にてご紹介した「Apple Watch series 3」の「GPS + セルラー」モデル。
ただ「セルラー」モデルとは言っても今回はあくまで通常利用の範囲でなので、単独利用はなく常にiPhoneとペアリングしている状態での検証をしてみたいと思います。
私のApple Watchの利用方法ですが、主に時間と通知の確認。加えてワークアウトを少々といったくらい。
一日の生活に当てはめてみると、だいたい起床してから7時頃に腕に着けて22-23時くらいまでは着けっぱなしとなります。
加えて朝夕の通勤時には自転車でだいたい毎日30-40分、ワークアウトを使用している点も付け加えておきます。
Apple Watch側の設定は、通知は最低限必要なもの以外はオフ。「Appのバックグラウンド更新」も使わないのでオフにしてあります。
さてさて、そんな使い方でどこまで持つのか検証開始!まずは初日の朝。バッテリーを100%にして検証スタートです。
丸々1日使って夜9時ちかくの時点でバッテリーは78% 。ざっくり1日での消費量22%となっています。
迎えた2日目の朝、バッテリーは71%。夜寝ている間は外しているのですが、多少消費はされるようですね。
そして2日目の夜、バッテリー残量は46%。
初代の時は2日目の日中でバッテリー充電が必要だったんですが、series 3はまだまだ余裕ですね。
迎えた3日目の朝。バッテリー残量は33%となっています。
さすがに3日目ですからもうそろそろかな?なんて思って使っていたのですが、粘りに粘って夜9時の時点でも残量は8%。
途中10%を切った段階で省電力モードにするか?と聞かれたのですが、今回はあえてスルーしております。
いやーまさかここまで持つとは思ってなくて、検証期間長いわ!とぼやきたくなるレベルで驚きのバッテリー持ちを発揮しているApple Watchですが、夜中0時近くになってもバッテリーは4%。
結局ここで眠さに負けて寝てしまい。朝起きたらバッテリー0%となっておりました。
ということで、結果としては丸々3日間充電しなくても使えるということが分かりました。
もちろん、通知の設定など含めApple Watch側の設定によって多少前後するとは思いますが、初代から乗り替えた自分としてはもう大満足のレベル。
公式のスペック上はバッテリー18時間と変わってないので気付かなかったのですが、どうやら調べてみるとSeries 2からバッテリー持ちは大幅に改善されていたようですね。
そもそも18時間というのもAppleの公式ページによれば、
1日のバッテリー駆動時間は、18時間の間に90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリケーション使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの30分間のワークアウトを行った場合にもとづきます。
引用元:Apple Watch – バッテリー
と普通よりはかなりハードに使っている例なので数字だけみちゃうと短い訳ですが、実際はそんなことはないというのが本当のところのようです。
それに加えてseries 2から動作速度も大幅に改善されており、操作もサクサクとなればようやく実用に耐えるレベルになったともいえるんじゃないでしょうか。
次回は「セルラーモデルの単独利用でどれだけバッテリーが持つのか」検証してみたいと思いますのでお楽しみに。