ども!ともぞうです。
今年はそろそろ機種変更しようかなと思っていたら、「iPhone Xは高いし8はあまり性能は変わらないみたいだから、安くなった7でもいいかな?」なんて人もいますよね。
かくいう私も8なんて買わずに7でいいでしょ。なんて思ってました…今回のベンチマークテストをしてみるまでは。
機能的にはあまり目立たないiPhone 8ですが、その処理能力の進化っぷりをみたら7ではなく8にしようと思っちゃいますよ!
ナンバリングが上がったのに違いが分かりづらいiPhone 8
てっきり7sが出るかと思ったら、ナンバリングがあがったiPhone 8。
にも変わらず、分かりやすく変わった点はワイヤレス充電対応とそれに伴う背面ガラス化ですよね。
カメラもスペック上変わってないし、だったら値下げされたiPhone 7で十分と買い換えを考えている人は思った人も多いでしょう。
私もですね、スペシャルイベント直後「iPhone 8はどういう人が買うんだろうね〜」なんて言ってました。だってどうせ買うならiPhone Xだろうと。
でもiPhone 8はA10から進化したA11チップを搭載している分違いがあるんじゃないか…ということで、ベンチマークアプリ『geekbenc4』を使って調べてみました!
※ベンチマーク(スコア):テスト用のプログラムを実行させてソフトウェアやハードウェアの性能を計測し、その性能を数値化したもの。
Single coreの計測結果
今回はiPhone 6,6s,SE,7,7 Plus,8,8 Plusの計7台を用意して、ベンチマークアプリ『geekbenc4』にてCPUの処理能力、GPU(画像処理用のチップ)の処理能力を計測していきます。
なんだか言葉を聞くとなにやら分かりづらいですが、簡単に言えばそれぞれの値が高ければ高いほど早くiPhone内の処理を行える…くらいに認識してもらえばよいかと思います。
要は高い数字が出ればそれだけサクサクに使えるという事です。(厳密にはiOSなどのソフト面、メモリ量なども関係しますが、ここでは省略します)。
ということで、CPU(Single)の結果がこちら。
と、数字で見ても分かりづらいのでグラフにしてみると、こんな感じに。シングルコアでの性能差を見ると7と8で約2割くらい向上という結果に。
まあ確かに新しいiPhoneなのでこれくらいはね…というくらい。これだけなら安い方でいいやってなりますよね。
ただこれはあくまでシングルコアでの比較、本来は複数のコアを持っているので本当の実力はCPU(Multi)で分かるわけですが、その結果がこちら!
またまた、数字だと分かりにくいのでグラフがこちら。
おおお!ここに来て実力差がハッキリと!まさか1世代前の7に対して74%も処理能力が向上しているという結果に。
これはまったく予想外…A11チップの実力恐るべし…。
最後はGPU(画像処理性能)の結果になるのですが、こちらはマルチコアほど差はでず、7と8の差は15%ほど。
ということで、それぞれのベンチマークテストの結果を見てきましたが、まさかCPUのテストにおいては7割以上も高い性能を示したのは予想外でした。
8なんて大して変わらないだろう…なんて言ってごめんなさい。
となるとですよ、6や6sから機種変することを考えると確かに性能差はあるので快適にはなると思うのですが、これがiPhone 8にしたらそれ以上のサクサクな世界が待ってるということですよね。
※先ほども書きましたが厳密にはソフトの影響や通信速度の影響など複数の要因で、体感速度は変わるのであくまでベースとしての能力と思って下さい。
そうなるとどうせ買うなら処理能力が格段に向上したiPhone 8を買っておけば、今後iOSの進化や処理能力を必要とするアプリやゲームが出てきても快適に遊べるのは間違いないところ。
こればかりは発表会やスペック表からだけでは分からないところだけに、もしまだ7か8のどっちを買おうか迷ってる人は一度店頭で触り比べてみるといいかもしれません。