ついに発表されたiPhone 8/8 Plus/X。ワイヤレス充電などの新機能が搭載され、機種変更を検討している方もいるかと思います。
機種変更のときに大変なのが「データ移行」。必要なデータをiPhone 8/8 Plus/Xにしっかり移行させないといけないですし、何よりその作業が面倒くさいですよね…w
というわけで今回は、旧端末から新端末へ、1発でまるごとデータ移行できるソフト「AnyTrans」をご紹介させていただければ。ストレスフリーで簡単に機種変更できるハズ!
機種変更もバッチリ!データ移行がラクになるPC用ソフト
「AnyTrans」は、iOS端末の各種データ管理ができるPC用ソフト(Windows/Mac対応)。
今回はちょうどiPhone 8/8 Plus発売直後というタイムリーなタイミングなので、機種変更で役立つ「データ移行」をメインにご紹介します。
今お使いの端末からiPhone 8/8 Plus/Xへ、すべてのデータをそのままバッチリ移行させられるのが「クローン機能」。
文字通りクローンのように各種データおよびSafariのブックマークなどの設定を丸ごと移行させることで、iPhone 8/8 Plus/Xをすぐ使える状態にできます。
やり方も簡単でした。旧端末と新端末をPCに接続したら、「デバイスをクローン」をクリック。
あとは画面の指示に従って矢印ボタンをクリックしていくだけ。
移行するデータを選択をしたい場合は、不要なカテゴリのチェックボタンを外しましょう。これで必要なデータだけをiPhone 8/8 Plus/Xへ移行させることができます。
以上、数クリックでデータ移行が完了します。 とにかく作業がラクなのはポイント高い!
……もしも新端末へのデータ移行を、iTunesやiCloudなどの一般的なやり方で行うと、以下のようにやや時間と手間がかかります。
①PCもしくはiCloudにバックアップを作成
②新端末とPCを接続して復元、もしくはiCloud経由で復元
しかも比較的やりやすいiCloud経由でのデータ移行だと、写真・アプリ・音楽データなどを移行できません。(写真についてはiCloud大容量プランに課金したら移行できるけど、無料プランでは厳しい(>_<))
このように普通にデータ移行すると案外制限があったりします。面倒くさい手間や時間を省きたいなら、「AnyTrans」などのデータ移行機能の利用を検討してみてもいいかもしれませんよ。
2台のiPhoneのデータをまとめることも可能
また、まっさらなiPhone 8/8 Plus/Xへのデータ移行に限らず、例えば現在使っている2台のiPhoneのデータをどちらか1台にまとめたい、という場合にも便利です(珍しいパターンですが…)
「デバイスをマージ」を使えば、端末Aの必要なデータを端末Bへコピーする、ということが可能。例えば仕事で使っているiPhoneのデータを私用のiPhoneにコピーしたい、なんてときに使えます。重複データは自動的に除外してくれるのも嬉しい設計。
Android→iPhoneへのデータ移行も簡単
さらにAndroidからiPhone 8/8 Plus/Xにデータを移動させる「iOSへ引っ越し」という機能も搭載。
AndroidからiPhoneへのデータ移行というと、いかにもややこしそうですが、このソフトなら数クリックするだけで完了です。
AndroidからiPhoneへの移行と言えば、実はAppleが公式でデータ移行専用Androidアプリ「Move to iOS」を提供しています。…しかし!
この「Move to iOS」では、音楽や着信音、通話履歴など移行できないデータがいくつかあるのです。これはちょっと困りますよね…。
この点「AnyTrans」では、音楽も着信音も通話履歴も、ほとんどのデータを移行可能です。しかも必要に応じて一括か個別移行かを選べる仕組み。
この「AnyTrans」と「Move to iOS」の比較表を見ていただければ、移行できるデータの違いが一目瞭然かと思います。むしろこう見ると、「Move to iOS」で移行できないデータの多さに気付かされるかも…。
Android→iPhoneデータ移行機能は無料で利用できるので、iPhone 8/8 Plus/Xの発売を期に機種変更を考えている方はぜひ使ってみてください。
iPhoneの各種データ整理もカンタン!
機種変更だけなく、日々増えるデータの整理・管理にもピッタリ。iTunesとしての機能もほぼ網羅しているといっても過言ではありません。
音楽・写真・動画・着信音・アプリ・連絡先・メッセージなどの各種データをこれ1つでまるっと管理できます。
iTunesではできないことにも対応している柔軟性が、「AnyTrans」の持ち味。
例えばデータの双方向同期です。iTunesではiOSデバイス↔PC間の同期しかできませんが、「AnyTrans」ではiOSデバイス↔PC↔iTunes↔iCloud↔Android間で双方向にデータの同期が可能。
必要なデータを必要な端末に受け渡すことができるわけです。
さらにデータの同期方法も、必要に応じて一括同期 or 個別同期が選べます。
例えばiPhone内からお気に入りの写真を選んでパソコンへ個別同期、といったことが可能。iTunesではアルバム単位またはiPhone側であらかじめお気に入りマークを付けた写真のみを選択して同期という方法はあるのですが、これよりも柔軟な同期を可能にしているのが「AnyTrans」なんです。
iTunesよりも凄いのが、端末内だけでなくiCloud上のデータまで管理可能なところ。
このようにiCloudアカウントでログインすると…、
iCloud上の各種データのインポート・エクスポート、iCloudバックアップの中身の閲覧・抽出などが可能になります。これはiTunesではできませんね。
さらに複数のiCloudアカウントで同時ログインができ、アカウント間でのデータ転送も可能とのこと。
対応PC、対応iOSデバイスも幅広く、お使いの機種でも問題なく利用できるはず!
対応機種
iPhone、iPad、iPodシリーズなど幅広く対応
基本的には有料ソフトとなっており、シングルライセンスは2,980円、ダブルライセンスだと3,980円、さらに5台のPCで使えるマルチライセンスも4,980円で用意。
さらに税抜1,000円をプラスすると、今後のバージョンアップの際に追加料金がかからない「無料アップグレード権」を付けることも可能。ニーズに合わせて選べます。
ただし、「iOSへ引っ越し(Android→iPhoneデータ移行機能)」と「iCloud管理」は無料で利用可能!
このほか、日常の生活に役立つ他の無料機能もありますので、詳細は公式サイトをご参照ください。場合によっては無料版で事足りるかもしれませんよ。
データ移行なんてササッと終わらせたいですもんね。ラクしてスムーズに機種変更するなら、ご検討いかがでしょうか。