こんにちは、yumiです。
スマホ市場ではライバル関係のAppleとサムスン。世界ではiPhoneよりも安価なAndroid端末が人気ということもあり、シェアとしては圧倒的にサムスンが勝っているわけですが、ユーザー満足度などはiPhoneの方が高いと言われています。
Appleは注目の次期iPhoneプレミアムモデル(通称:iPhone 8)を来月に発表するはずで、おそらくとんでもない台数のiPhone 8が出荷されると考えられますが…このiPhone 8発売による勝者はAppleではなくサムスンになるという意見が。
一体どういうことなのでしょうか?
iPhone 8で勝つのはサムスン?
英ロンドンに本拠を置く国際金融グループBarclaysのMark Moskowitz氏は「iPhone 8発売による勝者はサムスンだ」という予測を発表。
確かにAppleとサムスンはライバル関係でありながら、サムスンはiPhoneの部品を供給するサプライヤーでもあります。
iPhone 8に搭載されると噂のOLED(有機EL)ディスプレイもそうですし、フラッシュメモリなどもサムスン製が使われていますよね。
となると「iPhone 8が売れれば売れるほどサムスンが儲かる」というのは間違いではありませんし、Moskowitz氏もそういう面での勝者と主張しているのか…と思いきや、そういうことではないよう。
Moskowitz氏は「iPhone 8の価格が1,000ドル(約11万円)という高価な端末になる可能性が高いため、サムスンがプレミアムスマートフォン市場のシェアを獲得するだろう」と述べています。
サムスンは先日、新機種のGalaxy Note8を発表。Moskowitz氏は「Note8は革新的なスマートフォンではない」としながらも、価格が1,000ドルを切る930ドル(約10万円)ということで、iPhone 8よりも多くのユーザーが購入すると考えているようです。
というのもMoskowitz氏の調査によるとiPhoneを購入するユーザーのうち、1,000ドル以上の端末を購入するのは18%。
素人からすると930も1,000も変わらないだろうと思いますが、1,000ドルという大台はやはりハードルが高いということなのでしょうか。
Appleファンの贔屓目ですが、たった70ドルの差ならiPhoneを選ぶ人が多い気が…果たしてMoskowitz氏の予測は的中するのか、まずはiPhone 8の価格に注目ですね!