こんにちわ、Hikaru Sanoです。
あと1ヶ月くらいで正式リリースされるであろうiOS 11、iPhone 7sやiPhone 8といったデバイスよりもOSのアップデートを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
今回Appleは新たにメニューに関する特許を取得したのですが、もしiOSに採用されればものすごく便利になりそうな特許なんです。
アクセスを楽にするラジアルメニュー
今回Appleが取得したメニューに関する特許とは、いわゆる「ラジアルメニュー」というメニューの表示方法です。
この表示形式はデバイスメニューに採用される事は少なく、どちらかと言えば素早い操作切り替えなどが必要になるFPSゲームやペイント系ソフトなどに採用される事が多いメニュー表示方法。
主に円形(正確には放射状)に表示されたアイコン群の中から機能を選択する、という表示方式で、iPhoneの場合1つのアプリに複数の機能がある場合に重宝します。
例えば「設定」アプリには各種機能やデフォルトアプリの設定など様々な機能が詰まっていますが、「ラジアルメニュー」を導入すれば3D Touchなどで呼び出して各種機能へジャンプする事もできるでしょう(下記画像はイメージです)。
他にもLINEならよく話す人をショートカット登録しておく、音楽アプリならプレイリストのショートカットを登録しておく、かみあぷなら「ランキング」や「本日のセール」といったタブが表示される、フォルダに収めたアプリを一括表示など様々。
操作感はアイコン押し込みでラジアル表示、そのまま指をずらして目的のアイコンで指を離せばその機能にジャンプ、押し込みからそのままの位置で指を離せばキャンセル、といった感じかと思います。
すでにiOS 11はベータ6が公開されているので搭載される事はないでしょうが、アップデートやiOS 12で搭載されるかも知れませんね。
非常にスピーディーに目的機能にアクセスできるようになる「ラジアルメニュー」、ぜひカスタマイズ可能な形でリリースして欲しいところです。
まとめ
いかがでしたか?
「ラジアルメニュー」は現在ホーム画面で利用出来る3D Touchのメニュー表示に置き変われる表示方法で、かつ非常に便利なメニュー表示方法です。
スピーディーな操作が可能になるので、Appleには特許を取っただけで終わらせず、ぜひiOSやMac OSに実装してユーザにその体験を提供してもらいたいですね。