こんばんは、yumiです。
現在は「4G」がメインとなっている通信規格ですが、この度Appleは次世代通信の「5G」試験許可を取得したようですよ。
もちろん将来のiPhoneで5G通信を活用するためと考えられますが、どうやらAppleが開発中の「自動運転システム」でも使われる可能性があるとのこと。
しかし5Gってどれくらい速くなるんですかね…?ということで今回は5Gについてご紹介しますッ。
Appleが「5G」試験許可を取得
米連邦通信委員会は、Appleが提出した「5G通信技術の試験許可申請」を承認。これによりAppleは5Gを使ったサービスのテストを行うことが可能となりました。
もちろん将来のiPhoneで5Gを使えるようにするためと考えられますが、どうやらこのテストにはAppleが開発している「自動運転システム」にも関わっているそうで…。
なんでも自動運転システムでは多くのセンサーから大量のデータを取得する必要があるため、これらの通信にも5Gが使われる可能性があるとのことですよ。
さて、そもそも3Gや4Gの「G」は「Generation(世代)」という意味(例:4G=第4世代)で、これまでの歴史は
- アナログの音声通話に対応した1G:現在の携帯電話の基礎
- デジタル方式でメールやインターネット接続に対応した2G:1993年にサービス開始
- 2Gよりも速い3G:2001年にサービス開始
- 3Gよりも速い4G(LTE):2015年にサービス開始
となっています。
こうしてみると「2Gから8年後に3G」「3Gから14年後に4G」と次世代通信が登場するまでかなりの年数がかかっていることが分かりますよね。
そうなると5Gもかなり先では…?と思いきや、実は日本では2020年に5Gのサービス提供開始を目指しているそう。東京オリンピックが開催される頃には5Gが登場しているかもしれないんですねぇΣ(゚Д゚)
さてその5Gは以下、5つの要素から成り立つ通信規格と言われています。
- 大容量化
- 高速通信
- 低遅延化・高信頼性
- 超多数端末の同時接続
- 低コスト化・省電力化
参考:NTTドコモ
中でも私たちユーザーが一番気になる要素は…やっぱり「高速通信」ですよね。
3Gから4Gになったときもその速さに驚きましたが、5Gはまさに段違い。なんと4G(LTE)の100倍となる10Gbpsもの高速通信が実現できるのだとか…。
映画1本が数秒でダウンロードできちゃう速さですね。
iPhoneをはじめとしたスマホでの利用も想定されていますが、先述した通り自動運転システムだったり、IoTデバイスだったり、さまざまな用途に使われるとされている5G。早くその凄さを体感してみたいですね〜!