こんにちわ、Hikaru Sanoです。
世界中の開発者が熱中している「ARKit」、本来は非常に高度な開発技術が必要なARアプリを比較的簡単に作れるという事で、さまざまな利用例が日夜公開されています。
今回はその中でも特にユニークであったり、これから手を加える事で画期的なアプリになりそうなデモアプリ達を紹介させていただきます。
名作PVをモチーフにしたARアプリも
1つ目のアプリは「部屋の間取りを測量できるアプリ」で、画面中央の点を部屋の隅に沿ってシャッターする事で座標を保存するというもの。
座標間の長さも表示させる事ができ、家具を購入する時などに活躍しそうですね。
2つめのアプリはまるでゲームのように「現実に仮想家具を配置するアプリ」で、部屋のインテリアレイアウトを決める時などに重宝しそう。
位置や方向、サイズなんかも自由自在な上、配置後に別アングルから見る事ができるので全体のレイアウトを把握できるようになっています。
Been playing around with #ARKit lately and I'm really impressed with it! I built a little tool for laying out rooms 🛋 pic.twitter.com/oughpP2Oxk
— Asher Vollmer (@AsherVo) 2017年7月21日
3つ目は「3Dペイント同期アプリ」で、Macに接続され別のAR機能で書かれた3Dペイントをリアルタイムで共有できるというもの。
動画内では女性の動きに合わせてキャラクターが同様の動きで3Dペイントしている事が確認でき、他のゲームや知育アプリへの拡張が期待できますね。
Blobbing in the studio today w/ the Vive + ARKit. Definitely some huge mixed reality potential here.#arkit #vr #indiedev #gamedev pic.twitter.com/C1zANBuSrx
— Normal (@normalvr) 2017年7月10日
4つ目のアプリは「指定の場所にオブジェクトを表示するアプリ」で、コレはどちらかというとアミューズメントパークなどでのイベントなどに利用されるタイプのアプリです。
現実には目印などが無い場所に3Dオブジェクトを配置できるので、AR宝探しといったアミューズメントが作られるかも知れません(動画にミッ○ーマ○スが出てくるので著作権的に動画が消されそうな気もします…)。
5つ目のアプリは「現実の机の上で展開されるボードゲームアプリ」で、コンセプト自体はWWDC2017でも紹介されかなり注目を集めたARKitの使い方。
動画ではなんの変哲も無い机が3D戦争ゲームのステージとなっており、今後はこういったゲームがスマホアプリでリリース、流行るだろうとも言われています。
The Machines running on #ARKit powered by #UE4! https://t.co/xC4hum7dhk @EpicGames @UnrealEngine #ar #AugmentedReality @Apple pic.twitter.com/5rOpUIlDuA
— Directive Games (@DirectiveGames) 2017年7月21日
最後は「現実世界と漫画の世界を行き来するアプリ」なのですが、これは1984年にブレイクした「a-ha」の名曲『Take On Me』のMVに着想を得たアプリです。
元ネタがわからないとわかりにくいので、まずは下記公式MVをご覧ください。
MVでは漫画を読む女性が漫画(絵コンテに近い)の世界に引き込まれ、漫画の世界を楽しんだり、漫画の世界から現実世界を覗くといったかなり面白い演出がされています。
それをAR体験アプリとして作成されたのが下記デモアプリで、アプリ内で表示された枠に入ると漫画の世界に行く事ができ、MVの彼女のような不思議な体験ができるようになっています。
まとめ
いかがでしたか?
まだ我々が体験する事はできませんが、リリースされた時にはさぞ多くの魅力的なARアプリが並んでる事が予想され、好きな人にはワクワクさせられるかと思います。
皆さんはどのアプリが一番、魅力的に感じられましたか?