こんにちわ、Hikaru Sanoです。
ついにiPhoneにも搭載されるAR、現実にデジタルの情報を重ねるという新しい体験のため、IT企業でも手を出し始めているところが多いですね。
まだまだ開発途上のAR分野はハードウェアが高価でなかなか手を出しにくいのですが、とある企業が破格のARヘッドセットをリリースし話題になっています。
昨年出たMicrosoftの1/20の価格
今回ARヘッドセットをリリースしたのはロサンゼルスのAR開発企業「Mira」で、この分野で先行していたMicrosoft製ヘッドセットよりも遥かに格安なモデルをリリースしました。
Microsoft製ヘッドセット「HoloLens」は現在開発者仕様で3,000ドル(約33万6千円)というとんでもない価格なのですが、Miraが発表したヘッドセット「Mira Prism」はなんと149ドル(約1万7千円)。
「HoloLens」はヘッドセット自体が小型のWindows PCなので非常に高価なのですが、「Mira Prism」はそれをiPhoneに任せる事で非常に安価なヘッドセットに仕上げられたワケです。
下記動画を見る限り本体にiPhoneをLightningコネクタで接続(?)、iPhoneの画面に表示されたものをヘッドセットのレンズに反射させて利用する仕組みの模様。
ヘッドセットには小型のコントローラーが付属しており、親指部分にタッチパッド、人差し指部分にトリガーボタン、タッチパッドの下に2つのボタンが用意されています。
十字キーやジョイスティックではなくタッチパッドなので、普段スマホを使っている時と同じような感覚でAR操作を体験できそうですね。
対応iPhoneは「6」「6s」「7」の3種類で残念ながら各Plusには未対応となっており、今の所各Plus対応版をリリースする予定はない模様。
今秋に開発者仕様版が、今年のホリデーシーズンに一般向けが順次発送されるそうで、今受付中のプレオーダーを利用すると50ドル(約5千円)安い99ドル(約1万1千円)で購入できるとの事。
Microsoft「HoloLens」が高すぎて買えなかった人には、非常に嬉しいニュースとなっているようです。
まとめ
いかがでしたか?
正直「HoloLens」が3,000ドル(無保証)というのが高価すぎてビックリですが、それに対抗して99〜149ドルというのは一般消費者的にかなり手が出しやすい価格設定かと思います。
Appleが開発中のARヘッドセットの噂がありますが、まさにこんな感じの仕様なのかも知れませんね。