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人間の”アレ”でスマホが充電できるように?カリフォルニア大が新素材バッテリーを開発

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

世界では日夜新しいバッテリーの研究・開発が行われていますが、カリフォルニア大学が大変面白い素材のバッテリーを作り注目を集めています。

そのバッテリーは人間のあるものを利用したバッテリーなんだそうですが、一体どんなものを利用したバッテリーなのでしょうか?

走っていれば充電できる

今回カリフォルニア大学のジョセフ・ワン博士らが研究・開発した新しいバッテリーは、人間の汗を利用して発電・充電を可能にするという小さくて薄い皮膚パッチ

イメージ的にはちょっと大きめな正方形の絆創膏なんかを貼り付ける感じでしょうか?

この皮膚パッチは人間の汗に含まれている乳酸塩を利用し、皮膚パッチに内臓されている特殊な酵素と反応させる事で発電するそうです。

特に注目されているのは発電の仕組みに貴金属を用いらない点で、酵素さえ用意できれば貴重なレアメタルなどを消費せず、安価で安全な電池を供給できる点

発電素材の一部は使用者本人の皮膚から供給するので、カバンに入れて持ち歩いていたら発電・爆発していしまうといった事故の不安などがありません。

また乳酸塩を供給する過程で「筋肉がどれくらい効率的に動いているか」「現在の血糖値はどの程度か」といった事もわかるので、充電もできるウェアラブルデバイスとして利用出来るとも考えられています。

以前よりこういったバイオ燃料電池の研究はされていたのですが、発電の仕組みは成立するものの十分な発電量を得られない事がネックになっていました。

今回発表された皮膚パッチは従来の10倍以上もの発電量を誇っているそうで、「走っていればモバイル機器を十分に充電する事ができる」と話しているそうです。

まだ研究段階で商品化などについては話されていないそうですが、リリースされれば世界中から注目を集めそうですね。

まとめ

いかがでしたか?

ちょっとランニングしたらスマホが充電されるとか、なかなか面白いバッテリーですね。

夏場の汗とかで充電できるのかはわかりませんが、安価で安全で貴金属も使わないとあればいずれ世界中に広く普及するかも知れません。

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